インデックス投資を深掘りしてみようIII

初心者の投資方法

 みなさんこんにちは😃

 ゴールデンウイークはいかがお過ごしでしょうか❓

 もう終わった、あるいはこれから始まる、それぞれおられると思いますが、コロナ蔓延の影響大きいですね😢

 コロナの変異株というものが猛威を奮っていますが、くれぐれも体調管理に気をつけてお過ごしください💦

 そういう自分もマスク姿に、ウイルス除去99.9%仕様のウェットティッシュを肌身離さず持ち歩いております😄

 本当、大変な世の中になったものです😓

 それでは、本題に入っていきましょう😃

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インデックス投資のメリットとデメリット

 人気のインデックス投資のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
・複数の株に分散投資するため単体株投資に比べリスクが低い。
デメリット
・逆に分散投資する分利益率は低いため、短期投資で利益は出せない→長期投資向き

 株投資が短期間で利益を出すようなギャンブル性の高いイメージを持つ方が多いと思います。

 これは、無知な人をカモ🦆に、儲け話を謳った宣伝が巷に溢れているためであり、どんな人も確実に儲かる投資はこの世には存在しません💦

 アメリカ🇺🇸で発明されたインデックス投資は、少数の株に集中する投資するよりも、成績が良いというのは、様々な研究結果から証明されていますので、決してギャンブル的な投資ではありせん🎰

 ただ、何度もいうように、株投資に絶対安心という保証は存在しませんので、投資は自己責任であることをお忘れなく。

インデックス投資に向いている人とは

 インデックス投資のメリットとデメリットから、この投資に向いている人は、

  毎月投資に向けるお金があり、貯蓄感覚で長期的に資産を増やしていきたいと思っている人
 (リスクをできるだけ避け、コツコツ投資できる🐜アリさんのような人)

 逆に向いていない人は、

  毎月投資のお金が無く、今のお金で(あるいは借入金で)、短期的に資産を増やしたいと思っている人(リスクをかけ一発勝負で大儲けを狙う🦗キリギリスのような人)

 この辺りは、ご自身の性格をよく分析して回答を出したら良いと思います。

 いずれの投資方法もリスクはあります。

 リターンを大きしたいのであれば、当然リスクを多く取らなければなりませんので、ハイリターンにはハイリスクが必要、というのを理解する必要があります。

インデックス投資する前に知っておくべきこと・・・信託報酬

 そもそもインデックス投資は、上場株をまとめた商品(投資信託商品)に投資することなので、通常の株取引に掛かる購入や売買手数料の他に、まとめ役の会社に一定の運用管理費用を支払う必要があります。

 この運用管理費用のことを、信託報酬と言います。

 なお、株の売買で証券会社に支払う手数料については、証券会社によっては売買手数料が無料(ノーロード)の場合があるので、確認する必要があります。

 信託報酬の中身については、販売、管理、運用があり、複数の会社が関係するために様々な費用がかかります。

 まとめ役の会社は、その費用を投資家に負担してもらうことで、インデックスファンドなどの資産を運用しています。

 信託報酬を構成する費用構成の内容は以下の通りです。

支払い先分類必要な費用の支払に関わるその業務内容
委託会社資産運用会社投資から集めた資産の運用、基準価格の算出、目論見書(取説)などの作成等
販売会社証券販売会社
(保険会社、銀行、
郵便局等)
顧客口座の管理、購入後の情報提供等 
受託会社信託銀行株の保管、管理、委託会社からの運用指示実行等

  なお、インデックスファンドなどの投資信託には、ETFという商品もあります。

 証券会社や銀行、保険会社などの窓口で購入できる投資信託商品と違い、ETFは上場投資信託と呼ばれ、株と同じように、証券会社の窓口で購入できます。

 ただし、株と同じように売買可能なETFですが、中身は投資信託なので、信託報酬費用がかかりますが、これは経費率という形で表示されます。

 報酬信託または計比率の安さの目安については、0.01%台というところです。

 0.1%台であれば普通から少し高め、1.0% であれば避けるべきと判断します。

 何故なら、インデックス投資で期待する年間の利益率はおおよそ5%前後のため、年1.0%以上の経費であれば、約20%にもなるので、信託報酬割合の重要さが、ご理解いただけると思います。

インデックス投資の前に知っておくべきこと・・・ファンドの規模

 前述で、まとめ役の会社、いわいる運用会社のことですが、この会社が提供するインデックスファンドの規模である、純資産総額にも注意を払う必要があります。

 この純資産総額とは、ファンド自体の大きさ(規模)を表すもので、資産(株式、債券など)の時価総額のことを言います( ファンドを構成する資産の評価(基準価額)✖️ファンドを買付した投資家の保有口数(受益権口数)のこと)

よって、この純資産総額が大きければ大きいほど、投資家の人気が高い=運用成績も安定しているという裏付けにもなります。

 また、純資産総額が高いファンドの信託報酬は多くの人が購入する分、固定経費が下がるため、安い傾向にあります。

 以下は、楽天証券でアメリカのインデックスファンドETFを選択し、純資産総額の大きい順に並べ替えた表です。

  画面の赤枠が純資産総額、青枠が経費率になっています。

 一番の上のSPYの純資産総額が、3,450億円、経費率が0.09%となっており、純資産の大きい銘柄が経費率も安いということがお分かりいただけると思います。

インデックス投資の前に知っておくべきこと・・・国別の景気動向

 世界的なコロナウィルス蔓延による経済への打撃は、国ごとでどのようなものなのでしょうか。

 4月末に発表された各国の経済成長率を表すGDPの伸び率は以下の通りです。

 アメリカ 前年同期比年率 +6.4%

中国      〃    +18.3%

日本      〃     −3.6%

GDPは、国内の経済活動によって新たに生み出された財やサービスの付加価値合計のことで、内閣府より年4回発表されます。

 3カ国の前年比率を見ると、日本がダントツで最下位ですが、ワクチン摂取率の遅れも影響していると思われます。

 現状、コロナ禍では日本の経済はまだまだ本調子ではなさそうです。

 ちなみに、日本の景気判断材料の一つに日銀短観というものがあります。

日銀短観
・日本銀行が年4回、上場企業や中小企業に対して現状と3ヶ月後の景気動向に関する調査(アンケート)を行い、それを集計したもの。
・業況判断DIで表す。
・DIとは、Diffusion Index(ディフュージョン・インデックス)の略で、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの各種判断を指数化したもの。以下の式で表す。
・業況DI=現状より3ヶ月後の業況が良いと答えた割合 −  現状より3ヶ月後の業況が悪いと答えた割合

 以下は、2021年4月1に発表された企業規模別の業況DIの結果です。

 3月時点で6月を予想し、悪化予測であれば赤枠がマイナスとなっています。

 大企業の一部で非製造業で0となっている以外、全てマイナス予測となっています。

 前述のGDPマイナス数値を裏付けるように、企業の経営者は日本国内の景気先の先行きがマイナスと考えているようです。

 長くなりましたが、このことから、現状では海外のインデックス投資が成長が見込めそうです。

まとめ

 今回のまとめは以下の通りです。

1.インデックス投資のメリットとデメリットを理解する。
・メリット
 ・複数の株に分散投資するため単体株投資に比べリスクが低い。
 デメリット
 ・逆に分散投資する分利益率は低いため、短期投資で利益は出せない→長期投資向き

2.自分の性格・嗜好からインデックス投資は向いているのか理解する。
・向いている人
  毎月投資できるお金があり、貯蓄感覚で長期的に資産を増やしていきたいと思っている人
  (リスクをできるだけ避け、コツコツ投資できる🐜アリさんのような人)

3.インデックス投資をする前に知っておくべきこと3つ
①信託報酬がかかる → 安いものを選ぶ 0.01%台がベスト
②ファンドの純資産規模の大きいものを選ぶ  → 投資家の人気が高ことは運用成績も安定しているから。
③投資先の国の景気動向 → 現状では日本より海外が有望

 いかがだったでしょうか😄

 初心者向けの内容なので、プロの方や熟練の方は退屈だったかもしれません💦

 個人的には、コロナ禍の景気動向については、どの国も同じ状況であり、実態は厳しいものと考えています😔

 個人的な見解ですが、投資に回すお金は、資産の1/3を超えない範囲に留め、株価の下落があれば、買い増しで株価を下げれるよう現金比率を高めにしておくことがいいのではないかと思います。

 先のブログでも紹介しましたハワード・マークスの教えで、落とし穴を避ける、逆張りをする、という考えも、今の先行き不透明の状況では必要な考えであると思っています💦

 投資に絶対の安全神話はありません。

 大切な資産を守る用心をしながら、リスクの取れる範囲内で楽しく資産作りをしていきましょう😄

 次回はインデックス投資の深堀りシリーズの最後ということで勉強していきたいと思います。

 今回もありがとうございました😃それではまた👋

◎個人的に参考になった本や映画です😃

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