デジタル・セラピューティクス(DTx)とは?コロナ禍で加速する次世代医療技術・・・Ⅰ

医療株特集

 みなさん、こんにちは😊

 じめじめした梅雨が広がりつつある季節、いかがおすごしでしょうか☂

 暑いときのマスクは本当息苦しいですね💦

 マスクを付けない生活、ワクチン接種で早く実現して欲しいものです。

 さて、今回から全3回に渡り、デジタル・セラピューティクス(DTx)について、いろいろ調べていきたいと思います。

 みなさんは、この言葉聞いたことありますか?

 わたし、全く聞いたことが無い言葉でした。

 いつものように日経電子版のニュース記事を見ているなかで、この言葉に行き当たりました。

 これから伸びる分野のようで、伸びる=株価が気になる、という条件反射のもと、調べてみることにしました😆

 ただ、医療分野は難しそうなので、全3回に分けて、勉強していけたらと思います😊

 ということで、第一回目は、聞き慣れないデジタル・セラピューティクス(DTx)とは何か?について調べてみたいと思います。

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デジタル・セラピューティクスとは何か?

日経電子版より抜粋

 デジタルセラピューティクス(Digital Therapeutics:DTx)とは何か?

 なんと、まだウィキペディアでも解説されておりませんでした💦

 なので多くのネット情報をいろいろかき集め、私なりに以下のような感じでまとめてみました。

◎デジタル・セラピューティクス(Digital Therapeutics:DTx)とは

医療分野で、スマホアプリやVRのようなデジタル機器を活用した治療方法のこと。

セラピューティクス(Therapeutics)という言葉は、英語の形容詞で、癒す力のある、健康回復に効果的なとか、「心を癒やす」という意味と、精神医学的な「セラピー治療の」という意味の両方があります。

よって、日々の体重をスマホに入力するような誰もが入手できる管理アプリではなくて、治療目的に医師が処方するアプリであること、また、AI技術で医師がいつもそばにいるような安心感を患者に与えるような治療方法のようです。

 デジタル医療というと、何か冷たいイメージがありますが、このデジタル・セラピューティクス(DTx)は、安心感という言葉にあるように、患者の心理的な部分もケアするような医療技術という感じでしょうか。

 不安な気持ちを誰かに聞いてもらうと、安心できるように、アプリを通じて医者に相談しているような、そんな安心感が得られる技術のようです😊

 凄い世の中になってきたものです。

 かなり昔のドラマには、患者が苦しくて、夜中に町医者の病院の扉を叩いて、開けてくれ先生ー、苦しいから、なんとかしてくれー、なんていうシーンがあったような気がします。

 それが、今ではスマホのアプリから症状を聞いて、いろいろアドバイスがもらえるとは、技術の進歩は凄いものです。

 誰しも病気になりたくてなる人はいませんが、こうしたアプリが広く浸透してくれれば、AIの医者とやり取りするだけでも、安心感があります。

デジタル・セラピューティクス(DTx)は欧米が先行

日経電子版より抜粋

 表にある通り、日本の医療費は年々増加しており、2019年度は43兆円を超えています。

 これらの医療費の6割以上が70歳以上の高齢者に使用されています。

 医療費の財源はというと、私たちが支払う健康保険料(サラリーマンなら4-6月の標準月額報酬の10%✕1/2で決定され、毎年9月から翌年8月期間で徴収)のほか、国庫負担金と地方公共団体の負担金である公費、そして医療機関などにかかった患者の自己負担額となっています。

 医療費の話題を出した理由は、デジタル・セラピューティクス(DTx)は医療予防でも期待されているからです。

 高血圧や糖尿病などの生活習慣病では、投薬前の段階で、体重など適切に管理することが理想とされているなかで、こうした技術が企業で導入された場合、健康保険料の半分を負担する企業としても、医療費リスクを軽減する意味で、職員の健康管理を医療の前段階から行うようになるような気がします😥

 一方、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)では、10種類以上のデジタル・セラピューティクス(DTx)製品を承認していて、薬物依存症を治療するスマホのアプリや子供の発達障害向けビデオゲームなどがあるようです。

 また、インドの調査会社マーケッツアンドマーケッツによると、デジタル・セラピューティクス(DTx)の世界市場が2025年に69億ドル(約7,600億円)と、2020年の3倍に増加すると予測しているようです。

 医療現場での人不足や、コロナ禍での治療では、こうしたデジタル・セラピューティクス(DTx)のような技術が今後増えていくことは、予想できますが、世界規模ではとてつもなく伸びる産業と見ているようです💦

 予防と治療の両方の観点からこうした技術は、今後どんどん注目されていくものと考えられます😊

まとめ

 今回は、デジタル・セラピューティクス(DTx)とは何かについて勉強しました😊

 これから伸びる分野として、欧米が先行するこの技術、日本では今後どうなっていくのでしょうか。

 少子高齢化の日本でこれから伸びる産業は、医療分野が筆頭ではないでしょうか。

 今まで、アメリカ株を中心としたインデックス投資をご紹介してきましたが、日本の医療分野でインデックス投資信託やETFを探しましたが、見当たりませんでした(海外にはありましたので、別の機会にご紹介したいと思います)

 次回は、デジタル・セラピューティクス(DTx)で活躍する日本企業についてご紹介したいと思います😊

 今回はいかがでしたでしょうか。

 最後までお読み頂きありがとうこざいました。

 それではまた次回もお楽しみに(^_^)/~

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