外国人投資家が好む日本企業は買いなのか?投資初心者もマネしたい投資先(金属製品業)⑤・・・SUMCO (3436)

外国人投資先特集

イメージいただけたかと思いますが、いかかでしょうか。

 こうしてできた金属ケイ素(シリコン)は、いろいろな不純物が混じった多結晶状態では使えないため、純度を高め単結晶シリコンにする必要があります。

 単結晶シリコンを作る過程で、顧客ニーズに合わせた電気抵抗度合いなどの特質性を持たせ、高純度の単結晶シリコンを製造します。

 単結晶シリコンは、インゴット呼ばれる棒状にした後、薄さ数ミリの円形スライスにしたものを研磨して、半導体用シリコンウェーハというものを作ります。

 SUMCOのホームページにその辺りの工程図がありましたので、参考まで掲載します。

出典:SUMCOホームページより

 以下は、シリコンウェーハの製造工程図です。

出典:SUMCOホームページより
出典:SUMCOホームペーシより

 すごい工程ですね。

 更に、このウェーハに様々な特殊加工を施し、四種類の特性を持った製品が出来上がります。

 これを顧客のニーズによっていろいろ変えているようです。

 ちなみに、このウェーハの価格はどのくらいするのか、調べてみると、なんとモノタロウで販売してしていました。メーカーは違いますが、参考まで載せておきます。

出典:モノタロウより

 一枚、6,190円。 

 相場がわからないので、これが高いのか安いのか・・・。

 このような状態で、顧客に販売された半導体ウエーハは、その後どのように使われるか?

 購入した先では、半導体ウエーハの表面に縦横格子状のラインを引き、四角を一つとしてカットした後、集積回路と組み合わせ合わせて、半導体チップとして完成させます。

 最終的に、この状態のものが様々なIT機器に使用されるということです。

 半導体の説明はこの辺りで終わります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました