ディフェンシブに投資するIII

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 みなさんこんにちは😃今日は4月17日土曜日です。

 どのようにお過ごしでしょうか❓

 私はユーチューブや本などで色々株の勉強をしておりました💦

 本当、株投資は奥が深いです。それだけに醍醐味もありますし面白いと感じています😄

 今は、インデックス中心ですが、個別株も色々勉強重ね、やってみたいと思っています。

それでは、昨日からの続きで、ハワード・マークスの著書、投資で一番大切な20の教えで紹介されていますディフェンシブに投資する方法の二つ目、「恐怖心を持って投資せよ」という意味について勉強していきたいと思います😄

恐怖心を持って投資せよ

 昨日は、負けない投資をするということで、最後に「誤りの許容範囲」について勉強しました。

 昨日のおさらいですが、投資に100%正しい答えはありませんので、間違いを最小限に抑えることが大切であるということです。

 そのために、皆外れた利益の獲得を狙うか、損失を回避するか、この二つのアプローチを選ぶ場合、投資のプロであるハワード・マークスが選択するべき投資手法は、損失を回避するということです。

 投資家は、リターン獲得のための努力とリスクの抑制、つまりは攻めと守りのバランスを取ることを意識するととが大切だと言っています。

 

 ハワード・マークスは債券投資を専門にやってきた投資家ですが、債券の場合ははリターンの上限が確定している場合、変動する要素は下方に偏るので、それをいかに回避するかが債券投資家の力量と言っています。

 債券については、過去のブログで勉強しましたが、会社の業績に連動するものもありますが、国や自治体の借金のため、値動きは地味でリターンも少ない反面、国や自治体はそう簡単には潰れないので、暴落リスクを回避できる商品として50代以降の資産作りでは十分に検討に値する商品と考えてています。

 株式が攻めの商品だとすると、債券は守りの商品と言えるとハワード・マークスは言っています。

 よって、この商品の割合をどのようにするかで、ポートフォリオは安定感は変わってきます。

 また、投資は以下のように例えています。

 投資はテストステロン(男性ホルモン)に満ちた世界だ。とても多くの人が、自分がどれだけ優れているか、ホームラン狙いでバットを振れば何本柵越えするか、と考えている。「知ってる派」の投資家に自分のどこがすごいのかを語らせれば、過去に放ったホームランと、ポートフォリオの中から生まれるであろうホームランについて、大いに語るであろう。だが、一貫した成績をあげていること、あるいは最悪の年でもさほどひどい成績ではなかったことを語る者はどれだけいるだろうか。
ハワード・マークス著書:投資で一番大切な20の教え17章より

 

 投資で成功しているかに見えている人は大抵、勝ったことしか語らないのは、投資に限ったことではなく、どの世界もそうです。

 

 パチンコや競馬などのギャンブルから仕事まで、チャレンジするほど物事は失敗が多くなりますが、これを語らず、成功したことしか語らない人は要注意ですね😔

 これに対し、ハワード・マークスが進める株投資の考えは以下の通りです。

損失を回避することが自ずと全体の収益率を高めると確信している。ホームランを狙うのではなく、高い打率の維持を目指す。
ハワード・マークス著書:投資で一番大切な20の教え17章より

 

 そして、以下のように締めくくっています。

 ディフェンシブな投資をすれば、盛り上がっている、あるいはこれから盛り上がるであろう分野でのチャンスを逃す可能性がある。投資家は、バッターボックスでバットを担いだまま、ずっと球を見送り続け事になりかねない。他の投資家に比べてホームランの数は少ないかもしれない。一方で三振や、併殺による攻撃終了を記録する回数も少なて済むだろう。
 ディフェンシブな投資というと高尚な響きがするが、要は「恐怖心を持って投資せよ」ということだ。損失の可能性を、知らないことを、質の高い決断をくだしても、不運や予期せぬ事態で台無しになる可能性を、恐れるようにするのだ。
 そうすれば、思い上がりを防ぎ、慎重さを保ち、心のアドレナリンを分泌させ続けることができる。
 また、適切な「誤りの許容範囲」にこだわって、状況が悪化した場合にもポートフォリオがその影響を行けずに済む確率を高めることができる。もちろん、状況が悪化せずに済めば、儲かる資産が自ずと全体のパフォーマンスを引き上げるのである。

 

 

 

 この最後の下の文章は、戒めの言葉として心に刻んでいきたいと思います😃

 ディフェンシブ投資いかがだったでしょうか。

 今は株価が右肩あがりのため、株をやらないと損のような雰囲気です。

 また、若い方を中心に株の舞台に取り込む宣伝も多くなっております。

 

 そうした状況から見れば、ディフェンシブ投資なんて、花がなく、地味な投資方法と感じたのではないでしょうか💦

 株の投資方法に100%正解は無いです。

 株投資で少し利益を得ることができた時、意外と簡単だし誰でも簡単に儲けられるものだと感じるかもしれません。

 今の相場がどれだけ続くか分かりませなんが、パチンコや競馬より簡単にお金が儲かるから、有り金全部投入することは、一歩深呼吸をして待ちましょう。そう、投資してすぐに相場が下落なんてことは当たり前にあります。

 株投資の一寸先は闇のよなうもの。見えているようで不透明なのです。

 なんか、最後は暗い感じになってしまいましたが、攻めと守りのバランスが大切ということです😃

 株投資では、株式、債券、現金をバランスよく配置して取り組むのが良いとされています。特に50代からの長期株投資では、このようなバランスは必要です。

 債券の勉強をした時、債券の商品についてはさらっと触れただけでしたので、次回は債券の商品についどのようなものがあるのか、勉強していきたいと思います。

 

 本日もご覧いただきありがとうございました😃それではまた👋

SBI証券[旧イー・トレード証券]

  

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