マザーズ指数、ネット株急落で約一年ぶりの安値、個人投資家投げ売り

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 みなさんこんにちは😊

 日本株元気ないですね💦

 日経平均株価も8月11日から16日まで続落して、現在27,523円となりました。

 過去でご紹介しました日本株は下落が進んだため、すべて損切しましたので、今はアメリカのETF投資のみとなっています。

 今のところ、アメリカ政府の慎重な金利政策によって、株価は好調で、10%以上の含み益を維持しています🤫

 これも結局どうなるか分かりませんし、長期投資の利回りは平均5%前後と言われていますので、出来すぎだと感じています。

 ですが、日本の市場と比較して、改めてアメリカのS&P500連動ETFの強さ感じています👏

 今回は、マザーズ指数が約一年ぶりの安値という日経記事の中身について、簡単にご紹介していきたいと思います😃

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マザーズ指数

 東証マザーズは、スタートアップ企業にとって上場条件がJASDAQより緩く、資金調達を目的に人気の高い市場となっています(マザーズが上場日に流通株式の時価総額が5億、株主が200人以上の見込みという条件に対し、JASDAQ(スタンダード)は、直近一年の利益が1億以上か、時価総額が50億以上、純資産が2億以上などの厳しい条件となっています)

マザーズ指数とは東証マザーズ市場上場の国内普通株式全銘柄の株価を対象に、時価総額加重平均型の指数として算出され、基準日は2003年9月12日時点で、基準値は1000です。

 時価総額加重平均型とは、その時の上場全銘柄の時価総額を、2003年9月12時点の時価総額で割り100を掛けた数値のことです。

 8月16日の東京株式市場で東証マザーズ指数が約1年ぶりの安値となり、終値は前週 末比38.38ポイント(4%)安い1030.62でした。

 2003年の基準値が1000としているので、マザーズ市場の上場時価総額は、この18年で、30.62ポイントしか増えていないことなります💦

 なんという低成長市場でしょうか。

 それだけ、日本のスタートアップ企業を取り巻く環境は厳しいということですね🥲

 下のグラフはS&P500と一年間の動きを比較したものです。

 コロナで苦しむ日本を象徴するような値動きです🥲(ピンクがS&P500、青がマザーズ指数)

出典:SBI証券より

 記事によると、株価下落の原因は、主力のネット株の下落によって、信用取引を行う個人投資家が投げ売りを強いられているとの説明がありました。

 投げ売りを強いられている?🤫

 どういうこと・・・。

 読み進めると原因が書いてありました。

信用取引の追い証(おいしょう)って何?

 追い証(おいしょう)を説明する前に、そもそも、信用取引とは何か?ですが。

 自分の持っている現金の範囲内で普通に株投資を行い、株の値上がりを時間を掛けて待つような投資方法ではなく、証券会社からお金を借りて投資をする方法を信用取引と言います

 但し、証券会社からお金を借りるためには、借りる額に対して一定割合の担保金が必要で、これを委託保証金といいます。

 信用取引は、この担保として預ける委託証拠金に対し、3.3倍の投資が可能となります。

 凄いですね💦

 信用取引は、少ない手持ち資金で大きな投資が可能となり、値上り益も大きく受け取れるメリットがある一方で、損失が出た場合、損失が出た金額分が保証金から差し引かれます。

 仮に、30万円の手持ちで100万円の株取引をした場合、株価が50万円のときに売却すると、30万円-50万円=▲20万円となり、▲50万円の損失を受けることとなります。

 ただし、こうした株価の値下がりや損失確定で損失を受けても、投資額に対して保証金を一定割合入れることで信用取引を続けることが可能です。

 それが追い証と呼ばれる追加保証金で、投資額に対する委託保証金割合を維持するために証券会社から入金を求められます。

 信用取引は、このように値上がり値下がりなどで委託保証金の割合が短期間で乱高下するので、長期投資には不向きな取引で、デイトレードどの短期投資に向いています。

 ここで、話を前に戻しましょう。

 投資家が投げ売りする理由は、マザーズで信用取引をしている個人投資家が株価の大幅な下落に耐えかねて追い証で資金が削られる前に、損切するためと見られています。

 松井証券によれば、信用評価損益率が16日時点で、−26%と、一年前のコロナ暴落時点の水準となり、追い証が発生する目安とされる−20%を下回る状況状況が続いているとのこと。

 信用評価損益率とは、信用取引で株を買っている人が買値と比べて今どのくらいの損失状態であるかを見る指標で、詳しい説明は省略しますが、信用取引での損失の状態を表すものと覚えておきましょう。

 また、マザーズで投資する個人投資家は、リスク分散でソフトバンクグループを持っていることが多く、双方で値下がりしたため、追い証が発生しだすと、株の投げ売りが出やすいとありました。

 少ない資金で資産を増やすというのは、こういうカラクリがあったのですね🤫

 現物株の長期投資をメインにしている身からすれば、信用取引は、ハイリスクハイリターンの株取引だと思います💦

 短期間で、20万円を7,000万円にしたとか、数十万円を短期で数億にしたとかいう投資家の本やツイッターを良く見かけますが、信用取引で増やしたのだと合点がいきました。

 一日中、株価とにらめっこして投資する環境を作らない限り、仕事をしてる身として難しい投資方法だと思いました。

まとめ

 今回は以下の点について学びました。

・マザーズ指数が下落して一年前に逆戻り。→底値と考えれば、投資するタイミング?

・個人投資家は信用取引がメインか。

・信用取引とは証券会社からお金を借りて投資方法。

・委託証拠金の3.3倍まで取引可能だが、リスクも大きい。

・投資で損失が発生した場合、証拠金がその分無くなるため、証拠金比率を維持するため、証券会社の依頼で追加入金をしなければいけない。→これが追い証(おいしょう)というもの。

 信用取引については、ネットでいろいろ説明がありますが、初心者は少額から初めて見てはという説明がありました🤫

 信用取引には、ある程度の慣れと、度胸と、リスク許容度が求められると思います💦

 株投資の未来が分かる人はだれもいないという基本があります。

 わたしは長期投資に向いていると感じているので、アメリカや全世界株のETFを中心に投資していきたいと思います。

 今回も最後までお読みくださりありがとうこざいました😊

 次回もお楽しみに😃それではまた(^_^)/~

 

 

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