みなさんこんにちは😊
オリンピックもあと2日です。
日本選手の活躍が続いています😃
2021年のオリンピックは、様々な困難な中で開催されたので、あと何年か経って振り返りると凄いオリンピックだったね、と思うようになると思います。
最後まで日本選手を応援していきたいと思います😊
頑張れ日本🇯🇵
ということで、ここ2ヶ月あまり、日本株を勉強してきてつくづく思うのが、成長が弱いということです💦
そう言えば、アメリカのETFから遠ざかってるなと思い、しばらくぶりに保有しているアメリカのETFの成績を見ると、素晴らしい成績を上げていました。
中でもS&P500に連動するETFは、文句のつけようが無いくらい素晴らしい成績です😱
成長する日本株の見極めに苦労していただけに、やはりアメリカのETFは、今の所素晴らしい投資先だと改めて感じました。
今回は、アメリカの株価指数は何故にそれほど強いのか、秘密を探っていきたいと思います🧐
東証株価指数とS&P500指数を比較してみた
2021年度当初来の東証株価指数(TOPIX)と、S&P500指数を比較してみました。
TOPIXが青色で、S&P500が黄色になります。
伸び率を見ると、TOPIXが7.51%、S&P500が19.68%となっていて、S&P500はTOPIXの2.6倍の伸び率となっています😃
理由は、コロナワクチン接種促進による経済復興度合いの差と、コロナに影響されないIT企業が構成銘柄の上位を占めているためです。
ワクチン接種率が50%近いアメリカと、30%の日本。
そこから生まれる経済の復興度合いが、株価上昇の差に現れてるいると思います🧐
日本も9月までには、国民の40%のワクチン接種を完了したいと言っています💦
ただ、デルタ株が新たにまん延しているので、アメリカも安泰というわけではありません。
今後の経済動向に注意が必要です🤫
また、構成銘柄の上位は、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、Google、いわゆるGAFAと呼ばれる企業で、コロナによる経済的影響を受けにくいIT企業となっています。
それも、世界的な企業ばかり。
日本は製造大国でありますが、IT分野で世界的な企業は存在しませんので、このあたりも差がつく大きな要因となっています🧐
S&P500に連動するETFも好調
S&P500に連動するインデックス株も、年度当初からの伸びは、今のところ絶好調です😊
ブラックロックのIVVがオレンジ、バンガードのVOOが緑、ステート・ストリートのSPYが濃いオレンジで、どれもS&P500に連動するETFです。
どれも同じ指標に連動するため、一つの線に集約されていますが、伸び率はすべて20%を超えています😱
わたしは、これら3のETFすべてを保有していますが、他のETFと比較した中ではダントツの成績です。
全ての金額をこの3つにしていればと、後悔するくらい、文句のつけようがない成績です😀
ただし、アメリカのETFも今のところは成績が良いので、全集中するなどの盲信は厳禁ですが、ここ2ヶ月間、将来性のある日本企業を一生懸命調べて、ブログでご紹介してきましたが、結局は損切して反省している始末です😰
いったい自分は何をしているのかと思う反面、指標を構成するのは、それぞれの国の企業であり、成長著しい企業がアメリカに多いことも、指標に影響する要素として大きいと感じています。
日本🇯🇵とアメリカ🇺🇸
それでは、成長企業を生む差とは、いったいなんなのでしょうか🤫
スタートアップ企業を育てるベンチャーキャピタルの差
アメリカには、外部の投資家などから資金を集め、企業を目指す起業家や起業して間もない企業などに投資してハイリターンを狙うベンチャーキャピタルという投資会社が多く存在し、その市場規模は日本の50倍と言われています。
以前のブログで、ユニコーン企業についてご紹介しました😃
ユニコーン企業とは、「創業10年以内」「評価額10億ドル以上」「未上場」「テクノロジー企業」といった4つの条件を兼ね備えたスタートアップ企業を指す呼び名として知られています。
ベンチャーキャピタルにとってのメリットは、このような未上場の企業を見つけ、早期から株主になることで、上場後の株価上昇で莫大な利益を得ることです。
日本でも、大学内で創業した未上場企業に投資する企業が増えてきましたが、まだまだ一部であり、全国的な流れになっていません。
スタートアップ企業の一番の問題は、アイデアや技術があっても、資金がないことなので、ベンチャーキャピタルのような存在はありがたい存在と言えます。
最近では、日本のスタートアップ企業が、海外のベンチャーキャピタルの支援を受けた等のニュースが聞かれるようになりましたし、日本政府も、2018年6月、第3次安倍内閣で、成長戦略である「未来投資戦略2018」を発表し、2023年までにユニコーン企業を20社まで増やすことを目標に掲げています👏
日本で、起業しやすい土壌ができるのは、そう遠くはなさそうです。
株価の乱高下に振り回されず安定した成績
年度当初来の株価の値動きについて、日本の時価総額上位3企業のトヨタ、キーエンス、ソニーと、S&P500を比較してみました。
決算及び第一四半期の結果が良かったため、トヨタがS&P500の上回っていますが、株価の動きは荒波のようで、船酔いしそうです😨
また、キーエンス、ソニーはS&P500を下回り、これも相当荒れた株価となっています💦
インデックス株の値動きは、改めて見ると、極端な値上がりもない代わりに、値下がりもありません。
ここが、退屈と言われる所以ですが、やはり50代以降の投資に一番必要なことは、安定感ですので、自分の年代的に最適な投資先は、インデックス投資ということですね🤫
S&P500の構成銘柄の株価推移
S&P500が強い一番の理由は、構成している銘柄にあります。
S&P500は、アメリカの株式市場銘柄の、時価総額上位500銘柄で構成(正確には509社)されており、TOPIXより強いということは、アメリカ企業のほうが強いということです。
その中でも、上位5社は以下の企業です。
アルファベットいうのは、Googleの親会社です。
これらの企業の株価とS&P500を比較した内容は以下の通りです。
表の特性上、比較は4社までなので、Googleの親会社のアルファベットは入ってありませんが、S&P500を超えた推移となっていましたので、S&P500を下回る企業は、アップルとアマゾンのみでした。
マイクロソフトもフェイスブックも、スタートアップ企業でないものの、株価の成長率は30%を超えています。凄いものです😱
まとめ
今回は、強いS&P500指数についていろいろ調べてみましたがいかがでしたでしょうか。
日本との違いが強さにつながっていると思います。
その違いは3つ。
一つ目はコロナワクチン接種で経済復興が進んでいること、2つ目はコロナに影響されないIT企業の割合が大きいこと、3つ目はスタートアップ企業が育つ環境が整備されていることです。
世界的な企業になったソニーやホンダ、トヨタ、パナソニックなどのように、挑戦と失敗からたくましく育つ世界的企業が、これからの日本に生まれることを期待したいと思います😃
最近では、中国の躍進が目覚ましいですが、これはまるで戦後の日本をみるような感じがします。
先進国に追いつけ、追い越せと、国と民間が一体となり、企業が発展していく。
また、先進国のアメリカのように、ベンチャーキャピタルような投資組織がしっかりと根付く社会で企業が発展していく仕組みがある。
違いはどうあれ、革新的な技術をもった企業が生まれる土壌は、国の発展過程で異なります。
日本は、中国型のような発展途上国ではありませんので、アメリカ型のように、社会的にスタートアップ企業を生み出す仕組みつくりを作る必要があると感じます。
そうすれば、国内で革新的な技術を持った企業が生まれ、国力も高くなってくるはずです😊
ということで、今回はこれで終了します。
最後までお読みくださりありがとうこざいました😊
長期投資先は、今のところ、アメリカが主流ということを改めて自覚しました🥲
それではまた次回もお楽しみに(^_^)/~
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