CRSP USメガキャップ・バリューインデックス
今回のETFは、このCRSP USメガキャップ・バリューインデックスに連動した株です😊
CRSP(クリスプ)指数については、ETF企画で馴染みとなっていると思いますが、初めてご覧なられる方へ簡単にご説明しますと、アメリカの全証券市場に上場している株式に連動したインデックスがクリスプ指数です。
その中でも、時価総額で上位70%のメガキャップ・バリュー(大型の割安株)に特定したものが、CRSP USメガキャップ・バリューインデックスとなります。
クリスプ指数について詳しく知りたいという方は、過去ブログをご覧くだい😊
さて、バリュー株とは何か?ですが、株価がその会社の価値に対して安いと判断される株のことです。
さっぱりわかりませんという方が多いと思いますので、割安を判定する指数についてご説明いたしますので御覧ください。
◎割安株判定指数について ①PER・・・株価収益率のこと。株価が一株あたりの利益の何倍かで示す。平均値は15~20倍。 →PERの計算(株価/一株あたりの純利益(当期純利益÷発行済株式総数)) ②PBR・・・株価純資産倍率のこと。株価が一株あたりの資産の何倍かで示す。1倍以下が割安。 →PBR野計算(株価/一株あたり純資産(純資産 ÷ 発行済株式総数)) ちなみに、2021年4月現在のアメリカと日本、世界株の平均PER、平均PBRは以下の通りです(マイインデックスさんのサイトより引用) ①アメリカ 平均PER 36.4倍、平均PBR 4.8倍 ②日本 平均PER 21.4倍、平均PBR 1.5倍 ②世界 平均PER 30.1倍、平均PBR 2.9倍
日本株が割安です、といいたいところですが、バリュー株は、本当に価値があって、注目されずにた割安になっているのか、特定の理由(業績悪化、経営陣が無能、財務体質に問題、市場縮小分野で競合が多い)があり、投資家から人気が無いのか見極める必要があります。
そのため、その会社の中身を詳しく調べることが必要です😥
投資の神様といわれるウォーレン・バフェット氏は、バリュー株を見つけるため、企業会計情報を本のように一日中読んでいると言われます。
素人が真似できるレベルではありませんが、判定数値だけで割安と判断するのは安易で危険だということは、抑えておきましょう💦
ただ、CRSP USメガキャップ・バリューインデックスのバリュー株については、投資のプロが厳選している分、投資初心者には割安かどうか判断しやすい株と言えます(ご紹介しているバンガードのETFは、プロが厳選しているので素人が調べるより安心です😋)
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