みなさん、こんにちは😊
オリンピック盛り上がっていますね😀
特に、日本柔道は金メダル4日連続の快進撃です✌️
コロナ疲れで明るい話題に飢えている国民みんなが、今のオリンピックを楽しんでいると思います⚽️🏀🥎🎾🏐🏉🏓🏸🏑🥅⛳️🥊🥋🎽🤸🏿♂️🏌🏽♂️🛹
かんばれ日本🇯🇵
ということで、3日連続テレビ観戦を控えてのブログ作成です💦
今回は、とてもインテリジェンスの高い企業、FRONTEOという会社をご紹介したいと思います😃
ホームページを見て、高度な中身に頭がついていっていませんが、できるだけ簡単にご紹介していきたいと思います😆
自然言語解析AI
最近普通に受け止められるようになった言葉AI。
アイではなく、エーアイです。
AIとは、人工知能という意味で、英語のartificial intelligenceの頭文字をとったものです😆
今回ご紹介の企業、FRONTEOは、2003年、米国製フォレンジックツールの輸入販売を事業目的とした株式会社として設立しました。
いきなりAIと全く関係のない、フォレンジックツールという言葉が出来ましたが、これは何かというと、コンピューターやネットワークを解析し、法的な証拠を探し出す手法や調査を支援するサービス及びシステムで、データのコピーや消去、改ざんなどの痕跡を探したり、削除された情報を復元することで、過去にさかのぼってコンピュータ上の操作を洗い出すことです。
つまり、事件などで、コンピューターを解析して、証拠が残っていないか調べるというあれです😊
一度消去したデータでも、この技術があれば、調べられるということで、訴訟大国アメリカではこうした技術開発は進んでおり、日本の今後の未来を先んじて、FRONTEOはこの技術に注目したようです😊
そして、2004年にこの技術の日本国内における独占輸入販売権を取得します💦
そしてマザーズに2007年に上場した後、国際訴訟の総合支援ソフトLit i View(リットアイビュー)を自社開発し、その後人工知能となる「KIBIT(キビット)」を搭載することで、電子情報の開示手続きを大幅に軽減するサービスを開始します💦
高度な技術に関する説明ですが、難しいホームページを見ての解説ですので、分かり難いかもしれませんが、ご容赦ください😅
代表者のメッセージを見ると、当社は2003年創業以来、「日本企業の誇りを守る」を理念としてリーガルテック分野で活動してまいりました。とありました🤫
読み進めると、
データ解析技術の未熟さにより訴訟に必要な情報が見つからず窮地に立たされる企業を守りたい、
と書かれていました。
つまり、国際社会、特にアジアの国々に進出する日本企業は、人件費など、商品の低コスト化に目を奪われ、意匠やアイデア、その他の技術が盗まれることなど思っておらず、裸同然の状態であり、訴訟一つ取ってみても、好き放題にやられていたのだと思います💦
こうした状況を放置できず、少しでも日本の尊厳を守らないといけないという思いで、この企業はできあがったというような趣旨が書かれていました😊
また、訴訟に関する手間と労力を大幅に軽減するソフトとAIを自社開発することで、他の分野でも活用できることを進め、今ではビジネスや、医療、その他で活用されているようです😆
簡単に書きましたが、凄い技術だと感心しました😊
代表的なサービス内容
それでは代表的なサービス内容を簡単にみていくことにしましょう😆
リーガルテックAI
・そもそも、リーガルテックとは何かですが、リーガルテックとは、法律もしくは法務(リーガル=Legal)と技術(テック、テクノロジー=Tech)を組み合わせた造語のことで、法務業務において発生するさまざまな課題をクリアするために、人工知能(AI)をはじめとしたさまざまな技術の力で、裁判や契約に関する事務作業などの効率化を図ることとのことです🧐
手間のかかる作業をAIを使って、簡単に仕事できますよということのようです。
ただ、簡単にできる仕組みが相当な技術だということは創造できます😱
日本でも、労働環境の劇的な変化から、様々な訴訟案件が増えて来ていますし、このような技術のニーズは益々必要になってくるものと思われます😊
実際の活動件数が掲載されていました。
FRONTEOのビジネスDXソリューション
・AIを活用分野は、訴訟以外の活用を進めているようで、その一つが、企業における業務の効率化を目指したDX(デジタルトランスフォーメーション)です。
DXについては、過去ブログで触れていますので、気になる方はご覧くだい😆
東京日動火災の導入例がありましたので、参考まで掲載しておきます。
解析対象になるフリーコメントが記載されたアンケートの数は、月によって変動しますが、月に約7,800件程度あり、すべてを人が読み込むとすると月に22時間、年間では264時間必要です。しかし、KIBITを使えば、解析から所定の点数以上のデータを人が読み込むのは月に40分、年間でも8時間で済むため、一年あたり256人時分の業務をFRONTEOのKIBITが対応しているとも言えます。
AIによる医療支援
・医療分野でもFRONTEOのAI技術を活用した取り組みが始まっています。
世界初の自然言語を用いたAI医療機器の開発 本プログラムの研究開発プロジェクトは、日本医療研究開発機構(AMED)の「ICTを活用した診療支援技術研究開発プロジェクト」に採択され、産学連携により2015年11月~2019年3月に行われました。以降も当社と慶應義塾大学医学部とで研究を続け、2020年7月に日本特許庁より特許権を取得しました(特許登録番号:特許第6733891号)。 当社は、本プログラムをAI医療機器として適正に開発・製造・販売するため、複数の薬事相談を行い、さらに第一種医療機器製造販売業許可を取得しました。2021年3月に治験届を提出、4月に臨床試験を開始し、製造販売承認取得に向け取り組んでいます。
これは、会話型認知症診断支援AIプログラムを活用した、医療の効率化を進める取り組みです。
つまり、AIが診断するので、医者がいらないということになります。
AIが判断する分野はどんどん広がっています🧐
ターミネーターが現れるのも、現実味を帯びてきたました💦
FRONTEOのAI技術の精度の高さは、訴訟から医療、その他に及んでいるので、認識力は相当高いものと思われます🤫
企業分析について
それでは、いつもの企業分析シートで、企業概要をみてみることにしましょう😆
時価総額が299億円と、前回紹介の企業と比べると低めですが、PERはなんと126倍です😱
株価の割には、投資家の注目は高い企業と言えます。
ROEが9.5%と日本企業の平均の8%に近い値なので、資産から儲けを出す仕組みはこれからといったところでしょうか😃
売上高は、2016年に100億円を突破以降、横ばいが続いています。
サービス価格が高いのか、営業力が弱いのかですが、高度な技術を持っているだけに、売上は増加してほしいものです💦
キャッシュ・フローを見て驚きました💦
なんと、ここ10年毎年投資をしています。
これはスタートアップや医薬品企業に見られる傾向ですが、AIに相当な開発費が取られており、資金についても株式資産を使いながら、資金を回しています🤫
営業CFが安定しないのが気になります💦
過去10年のマザーズ指数との株価推移の比較を見ると、マザーズ指数を超えることが出来ていません😓
これは、売上の不安定さによるものだと思います💦
以前ご紹介した企業のように、毎月課金されるような営業の仕組み、いわゆるストック型ビジネスに切り替えない限り、取引先のためAI開発を都度していっては投資を回収出来ないと感じました😓
まとめ
今回は、FRONTEOについてご紹介しました。
高度なAI技術の提供が売りですが、営業収入の安定さが課題でした。
リーガルテック企業としては、先駆者なので、独自性もありますし他の追随を許さない技術も持っているだけに、がんばってほしいと思います😆
個人的には好きな企業なので、機会をみつけて株式を購入してみようと考えています😅
企業スコアは営業面の課題から、35点を付けましたので、優良可の 良 とさせていただきます。
今回はいかがでしたでしょうか。
最後までお読みくださりありがとうこざいました😆
日本選手の健闘を祈り、今日はここで失礼いたします。
それではまた(^_^)/~
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