株投資のリスクについて

株投資を始める前に

株投資のリスクとは

みなさんにとってリスクとはどんなことでしょうか。

恐らく多くの方が、株投資におけるリスクというと、投資したお金が少なくなる、株価が下がる、暴落するなど、何か悪いことが起こることと、理解していると思います。

一方で、株投資では、損をする人がいる一方で、たくさん儲かったと利益を出す人もいます。

それは、偶然だし、自分には無理だよと思うのも無理はありません。

株投資について知らないで挑戦すると、偶然値上がりで利益を出すこともあると思いますが、長くは続かないのではないでしょうか。

それはいったい、何故でしょうか。

世界的に有名な投資家である、ウォーレンバフェットとジョージソロスの投資手法について書かれた「バフェットとソロス勝利の投資学」と言う本には、投資のルールその ①として「決して金を失うな」、これが一番大切だと書かれています。

世界的に有名な投資家が、投資で元本を割れをしてはいけないことを一番大切なルールにしていることは、投資をする全ての人と考えと同じではないでしょうか。

それでは、その意味を深堀りしていきたいと思います。

富を築く土台の考え

金を失うなの意味について、結論から申し上げますと以下の通りです。

①元本確保は成功する投資家の習慣の一つである。

②成功する投資家の基本行動である

③損失を避けることに熟練していること。

その他の習慣は全てこの「決して金を失うな」という習慣に結びついていることになるようです。

また、このことを軽んじて、儲けに走る投資家は全滅するとあります。

心に留めておきたいルールの一つです。

へいSiri、リスクって何?

へいSiri、リスクって何、と尋ねると、以下のウィキペディアのリスク説明を読み上げてくれます。

でも正直内容が難しく、サンドイッチマンの「ちょっと、何言っているかわからない」状態になりました。

但し、その先をよく読むとあることが書かれていました。

※ウィキペディアより抜粋

リスク (英: risk)とは、将来のいずれかの時において何か悪い事象が起こる可能性をいう[1]。この概念をベースとして、金融学や工学、あるいはリスクマネジメントの理論の中で派生的にバリエーションのある定義づけがなされている。

例えば、ファイナンスの分野においては、「悪い事象が起こる可能性」だけではなく「良い事象が起こる可能性」もリスクに含まれると著書に記載している有識者もいる(Aswath Damodaran (2003))。同氏の著書”Investment Valuation – Tools and Techniques for Determining the Vaule of Any Asset (Third Edition, 2012)”では、「ほとんどの人々にとってリスクは、好まない結果を得る可能性を指す。専門辞書では「危険に晒されること」と定義されている。リスクとは、ほぼ完全にマイナスの用語である。」と述べた上で、「ファイナンスの分野では、リスクは悪い結果(期待以下のリターン)だけではなく、良い結果(期待以上のリターン)も含む。と記している。

リスクは将来の不確かの中において、特にファイナンス分野では、悪い結果だけではなく、良い結果もリスクに含まれると説明しています。

これを読んだときは、なるほどと、唸りました。

私たちが新たに何かを始める時、知っていることより知らないことの方が多いので、当然、これから起こること全て予測ができないので、リスクと言えます。

つまり、リスクとは予測不可能なこと全てを言います。

その一方で、何かを得るためには何かをしなければいけないのはご存知の通りです。

周りくどい文章になってしまいましたが、待っていても何も始まらないと言うことです。

また、やる以上は上手くならないと結果がついてこないのも言うまでもありません。

車の運転と同じですが、上手くなるには運転をたくさんすることです。

また、それが楽しければ苦労とは感じませんので、やればやるだけ上手くなります。

株投資もそれと同じと思います。

お金は銀行に貯めてても、低金利時代では全く話にならないほど増えてくれません。

仮に、一億円貯金して、金利が年0.01%ついたとしましょう。

一年後いくらの金利になるか計算できますか。

答えは、10,000円です。

一億円も貯金しているのに、一年で一万円札一枚です。これでも、減らないのだからいいと思う人には、株投資は向かないと思います。

長期の株投資では、年5%が一応目標とする利益なので、仮に年5%の配当または値上がりによる含み益が得られるとして、1億円を10年投資したとするとどれくらいになると思いますか?

上記は複利計算した場合ですが、なんと1億6千万円以上になる計算です。

先の金利0.01%で計算したらどうなるか。

なんと、一億十万円と、10万円しか増えません。その差、6千万円以!!!!

株投資の長期運用で0.01%の利益しかない商品には誰も投資はしませんし、実際そんな成長しかしない会社は存在できません。

何故そう言い切れるのか。

世界戦争、隕石で地球滅亡、コロナウイルスで人類滅亡・・・など、よほどのことがない限り、会社は成長するものなので、10年で0.01%しか成長しない会社は誰も投資しませんし、とっくに倒産して存在すらできないからです。

また、経済環境の変化で物価が高くなり、インフレになったとすると、貯金だけしていては、お金の価値が下がる一方になります。

どう言うことかと言うと・・・

今まで100円で買えたリンゴが、インフレで値上がりし、150円になったとしましょう。

すると、100円というお金の価値は減ったことと同じになります。

100円÷150円=67%、つまり33%もお金の価値が下がったことになります。

貯金だけしていればお金の価値は保たれる時代ではないと言うことです。

株投資を始めたのは、老後資金のためでもありますが、こういうことを知って、リスクをきちんと学んで、長期の株投資をしていけば、貯金より遥かに資産を増やすことが可能となると確信したのです(投資に絶対はありませんが)

と言うことで、株投資のリスクについては、しないこともある程度リスクになることが分かっていただけたと思います。

リスクを学習して無意識レベルに出来ているか?

リスクだらけの株投資の中で、それではどのようにして投資元本を守り、収益を上げていくのか・・・

先にご紹介しました本の中で、バフェットなど、投資の達人達はこう言っています。

リスクは自分のやってることを理解していなことで生じる逆に言えば、リスクは経験を積むことで低下する

リスクの捉え方については、本の中で、車の運転に例えています。

意識的能力・・・どこでブレーキを踏むか、どこでハンドルを切るか、全ての行動が意識的に行われる段階。この段階では、自分の反応は熟練した人に比べると格段に遅い。

但し、学ぶ過程なので、出来ていないということでなく、ただ判断が遅いと言うだけ。

無意識的能力・・・これこそが、意識しなくてもできる達人の領域となる。運転が出来ない人から見れば、人や動物がいつ飛び出してもおかしくないリスクだらけの道を無意識的に運転する人は、神業と映る。

まさに、運転している人は自分が何をしているのか知っている状態と言えます。

これが、リスクを無意識に理解しながら株投資する人の心構えとなっているようです。

よって、リスクは経験を積むことで低下すると言えるのです。

どんな経験でリスクを避けるのか?

無意識に運転が出来るのと同じように、リスクを避けて無意識のうちに株投資を成功させるにはどのような経験をしたら良いのでしょうか?

本の中では、運転するときに何に注意するかと同じで、株投資には注意するべき投資基準があると言っていいます。但し、これは、達人目線の基準であることを理解した方が良いと思いました。

何故なら、達人は、車の運転で言うとF1ドライバーと同じプロだからです。

投資の初心者は、若葉マークをつけたドライバーと一緒なので、プロの基準をそのまま鵜呑みすることは危険です。

しかし、達人の言うことは経験則からの答えなので、意識して勉強を続ければ、自然と身につけることは決して不可能ではないと思います。

達人の投資基準とは

リスクを徹底的に回避するための最重要ポイント、それは、独自の投資基準を持つことだと本の中では説明しています。

独自というのがポイントです。

自分に合っている基準でなければいけないという意味で、達人達の基準は、参考になります。

バフェットの投資基準

1.自分に理解できる事業か

 自分が理解できるジャンルを決め、そのジャンルからは一歩もでない。

2.上手くいく仕組みが働いているか、そしてそれは持続可能か

 規制された産業は避けること。

 →政府が価格やROE(自己資本利益率)を決定するから。

 資本集約的な産業は避ける。

 →自らのキャッシュフローや利益、借入金も少額で設備投資を賄える企業に投資する。同様に巨額の負債を抱えた企業を避ける。

 価格決定力のないコモディ事業(石油、エネルギー、金など)を避けること。

 →同業種内で最も低コストの企業、強力なブランドネームを持つ企業、品質が高くプレミア価格で売れる商品を持つ企業、市場を支配する企業に投資すること。

 上手くいく仕組みは持続可能か。

 →独自の路線で収益で事業拡大を成し遂げる経営陣を持つ企業。需要が成長している企業。企業のブランドを破壊する展開が起きていないか注意すること。

 経営陣は資本を合理的に分配しているか。

 →株主のように考え、株主のように行動し、組織重視の理論(自己満足を満たすためだけの買収を繰り返すなど)を退ける経営者のいる企業を求めること。経営陣が、1ドル以上の価値が得られる機会を見つけられないなら、増配か自社株買いで資本を株主に還元するべきである。

 今の経営陣のままでその事業を買いたいと思うか。

 →正直で有能な人たちや、自分が賞賛でき、信頼できる経営者がやっている会社にしか投資はしないこと。誠実にして正直、熱心であり、悪い情報も株主に伝え、隠したり取り繕ったりしない経営者を求めること。他人に真実を語り、同時に自分に対しても真実を語る経営者を求めること。後者は特に重要。

 ROE(自己資本利益率)は並外れているか

 →ROEが高ければ高いほど、得た利益をより高い利益率で再投資することができる。また、価値の年成長率も高くなる。

自己資本利益率(ROE)とは、企業の自己資本(純資産)に対してどれだけの利益(リターン)が生み出されているかを示す経営指標のこと。Return On Equityの頭文字が語源。

自己資本利益率(ROE)=(当期純利益÷自己資本)×100で表す。

自己資本利益率(ROE)の目安は10%~20%が標準

 価格は妥当か。

 →安全余裕度が得られる場合にだけ投資すること。自分が計算した企業価値よりも低い価格でだけ買収する。他の基準を全て満たしても、価格が高すぎるなら買わない。

 

 バフェットの投資基準については、以上ですが、かなり深い内容に驚きました。

 車の運転同様、投資する場合の判断基準は、意外とたくさんあるのだなと感心しました。

 達人はこれを無意識レベルで判断しているようです。

 そして、これを意識から無意識レベルにするための近道はないと言うことです。

 言ってみれば、実践から学ぶしかないと言うことです。

 ここで、最初の投資の重要ルールその①「決して金を失うな」を思い出しました。

 達人達も恐らく、多くの失敗をしてきたからこそ、この結論に辿り着いたのだと思います。

 最後の「安全余裕度」については、[投資の始め方」と言うカテゴリーページで詳しく調べて説明していきたいと思います。

 みなさんのリスクに対する考え方が少しでも前向きに変わっていただけたらと思います。

 自分もこうして、勉強しながら、リスクに対する考えが180度変わりました。

 当然ですが、無知でする投資は、投機となり、ギャンブルと同じです。

 少しでも、リスク回避に繋がる知識をたくさん学び、上手に長期投資することで、資産を増やしていきましょう。

SBI証券[旧イー・トレード証券]SBIネオモバイル証券

コメント

タイトルとURLをコピーしました