株の購入方法については、単元株単位(たんげんかぶたんい)、株式累積投資(かぶしきるいせきとうし)、株式ミニ投資があります。
それぞれの違いについて勉強していきましょう。
投資できるお金から逆算して考える
株投資を行うためには当然といえば当然ですが、お金がないとできません。
日々の暮らしの生活費で使い果たし、そんなお金は全くありませんという方、でも将来の急用に備えて貯金はしたいと思っているかと思います。
ブタさん貯金箱、ペットボトル貯金、旦那様内緒のへそくりタンス貯金、畳の下貯金、屋根の裏貯金、台所の下貯金、飾り物の中貯金、本棚貯金などなど・・・
最後の方はまさに脱税の様相💦ですが、いつでも引き出しやすいのがいいという方にとって、例に出した貯金はやっているよという方多いと思います😄
逆にいつでも引き出し可能だと、使いたい時にすぐに使えてしまうので、結果的に貯まらないというのも事実です。
貯めるために工夫して貯金を初めても、使いやすいので、ついつい苦しい時に使ってしまう。
すごくよく分かりますし、自分も過去はそうでした。
自分は、陶器製のサザエさんたまちゃん貯金箱でしたが、日々のお釣りなどを一生懸命に貯めても、飲み会が入ると断れずあっさり使い果たし、いつものZEROからのスタートの繰り返しでした。
今はコロナの影響で外出して人と会うことがリスクとなっています。
変な話ですが、まさに貯金を始めるにはいいタイミングではないかと思います。
貯金の話が長くなりました・・・
投資の話に戻りますと、投資にはお金が必要ということです(二回目)
要は、何が言いたいのか、と言いいますと、貯金をするつもりで株投資をやってみてはどうかということです。
株投資を初めて行う場合、株は怖いもの、というのが大半の考えだと思いますし、株は値上がりばかりではないので、すごく真っ当な考えだと思います。
でも、減らさないことが一番という方でも、貯金をしているだけでも色々なリスクがあります。
それは、インフレなどで物価が上がることです。
例えば、物価が2%値上がりしたとすると、使わないで貯金していたお金は何もしていないのに、2%価値が下がるということと同じになります。
自分が株投資の勉強を初めて、長期の株投資を実践しているのも、ただ単に老後の資金のためという他に、インフレがあればお金の価値が下がってしまうというのも理由の一つです。
なので、利息が0.01%などの時代、増えないけど減りもしないというのも定かではないということになります。
では、株投資を貯金感覚でできるのかということですが、証券会社によっては、小さな額からの投資が可能になっていますので、少額投資から始めて、株投資というのはどういうものなのか勉強するのがいいと思います。
また、株投資はギャンブルと同じじゃないのかという意見が多分にあるかと思いますが違います。
競馬やパチンコなどのギャンブルは、賭け金がゼロになることは当たり前にありますが、投資は会社が成長する限り、また倒産しない限りは投資額がゼロになることはありません。
そもそも株式は、ギャンブル券ではありません。
それじゃ、会社は絶対に潰れないと言えるのかと言われれば当たり前にそうは言えませんが、会社は投資によって大きくなっていくものです。
なので、資金を集めるために証券取引所に上場して、会社の中身を公表して、株式を購入してもらうので、株式取引をしてもらう会社は、証券取引所の厳しい審査に合格しなければなりません。
私たちが購入する株式というのは、そうして取引所の厳しい審査に合格した会社なので、すぐに倒産するような会社はありませんし、逆にそのような会社を上場させてしまえば、取引所は投資家の信頼を失います。
ちなみに、東証一部上場会社の審査基準については、以下の通りです。
一部上場の審査基準 株主数は2200人以上、株式は2万単位以上流通、流通の比率は上場株券等の35%以上であること。 また時価総額は250億円以上。 純資産額が10億円以上で、直近2年間の総額が5億円以上または時価総額500億円以上と相当厳しい内容です。
安心して株投資ができる環境ができているので、ギャンブルにはならないことがお分かりいただけたと思います。
とは言え、株価が必ず上昇するとは限りませんので、投資の勉強をしっかり行い、成長する会社はどういう会社か、また、とるべきリスクはどういうものかをきちんと学ぶことが大切です。
そうすれば、相応の成果は得られると思います。
しっかり勉強していけば、良い投資知識が身についていきますので、一緒に学んでいきましょう😄
話ほんと脱線しました、投資にはお金が必要です(三回目)
投資で購入できる株の単位については、冒頭でもお話しましたが、単元株単位(たんげんかぶたんい)、株式累積投資(かぶしきるいせきとうし)、株式ミニ投資の三つが代表的です。
まず、単元株投資についてですが、これは株式会社が株の購入単位で設定している株の数量単位で購入する方法で、普通の購入方法となります。
例えば、以下はソフトバンクグループ株の購入画面です(自分が登録しているSBI証券の画面から引用)
赤字枠の四角に売買単位100とあります。
これは、100単位で購入できますよということです。
ということは、現在値が9,775円なので、取引単位はそれの100倍の977,500円となります。
めちゃ高いですね。これだと、初心者としては購入し難いです。
まして、ぶたちゃん貯金している中で、気軽に株投資というわけには行かない金額です。
そこで、単元株以外の投資単位としてあるのが、株式ミニ株投資です(通称ミニ株)
ミニ株は、単元株の1/10での購入可能となるため、単元株より購入しやすいのがメリットです。
ただし、それでも高額な株は1/10でも高額です。上記のソフトバンクグルーブ株は1/10でも97,750円と約10万円もします。ぶたちゃん貯金組とするとまだまだ高いです。
ミニ株よりも究極なのが、単元未満株で1株から購入可能です。
上記画像の赤字の取引単位という文字のすぐ上に、青字で小さく単元未満株取引とあります。
このボタンを押すと1株から購入が可能となりますので、ソフトバンクグループも、9,775円で購入できるという訳です。
また、楽天証券では単元未満購入については、楽天ポイントを活用したポイント投資で一株単位から購入が可能ですが、楽天証券が指定した投資信託のみとなります。
ただし、楽天証券選りすぐりのインデックス投資信託なので品質はいいと思います。
別の機会に、インデックス、投資信託などについて説明いたします。
また、先にご紹介しましたSBIネオモバイル証券では、一株単位がメイン取引なので、豚ちゃん貯金で少しでも投資がしたい方には、モバイルから簡単に投資が可能ですので、おすすめです。
自分もモバイルで投資していますが、毎月定額投資がとても使いやすいです。
別ページで詳しくご説明いたします😄
最後に、株式累積投資(るいとう)ですが、これは別名ドルコスト平均法と言って、毎月一定額づつ積み立て方式で株式を購入する方法です。
株が高値の時も安値の時も一定額の投資となるので、株が高い時は株の購入数は少なく、安い時は多く購入できるので、一度のタイミングでたくさん購入するより、購入単価を安く抑えられ、株の値上げによる利益を出しやすい購入方法になります。
定額定期購入は、時間をかけて購入単価を下げる方法のため、短期売買で利益を出したい方には不向きです。
まとめ
貯金感覚で株投資するには、生活に無理のない可能な投資金額から勉強のつもりで少額投資から始めてみましょう。
少額投資で最適な方法は
①単元未満株取引・・・一株から購入が可能
②毎月一定額を貯金したいのであれば、積立方式で購入できる、るいとうがオススメ(ドルコスト平均方で購入単価の平均を安定させることができる)
これらを簡単にできる証券会社としては、楽天証券のポイント投資、SBI証券の単元未満投資、SBIネオモバイル証券の定額単元株投資が便利です。
ぶたちゃん貯金より少額投資を検討してみてはいかかでしょうか。
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