CRSP(クリスプ)指数について
クリスプ指数は、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックで取引されている全銘柄のデータを対象としています。
クリスプってお菓子ありますよね。なんか美味しそうな名前です😊
成り立ちは、1959年、シカゴ大学のジェームズ・ロリエ教授と同僚のローレンス・フィッシャー氏が、証券会社のメリルリンチから株投資関連の依頼を受けたのが始まりです。
依頼があった当時は、コンピュータ技術も発展途上で、応えるデーターが乏しかったことから証券取引研究所(CRSP)を大学内に設立し、1926年からの株価情報を検索できるデータベースを整備して活用できるようにした結果、多くの実業家や学者から高い信頼を得るようになったのが成り立ちです。
クリスプのトータルリターン指数の時価総額上位500銘柄はS&P500とほぼ同じで、他では先にご紹介のラッセル1000、ラッセル2000、ラッセル3000ともほぼ同じ銘柄構成となっているようです。
学者が作った指数と聞けば、商業的にどうなのと、少し不安になりますが、前述の通り、実用指数とほほど同じ銘柄構成になっていますので、バンガードのような世界的資産運用会社が採用していることからみても、十分に信頼できる指数ということがわかります😊
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