みなさんこんにちは😊
オリンピックもあと1日です。
長いようで短い、一生に残る夏の出来事。
生きている間には、もう二度と日本では開催されないと思う真夏の祭典。
コロナで暗い話ばかりを煽り、オリンピックに反対だったマスコミも、いざ始まれば、報道せざるを得ないほど、多くの日本選手が活躍されました💦
日本の誇りを感じさせてくれて嬉しい限りです😃
残り少し、悔いのない頑張りを期待したいと思います。
頑張れ日本🇯🇵
さて、今回はジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資〜長期投資で成功するための完全ガイド」の中で、「市場に勝つ」という章で紹介されていた、市場の利回りを上回る要素として紹介されていた3つの常用ポイントについてご紹介したいと思います😃
利回りの重要な要素について
この本は2009年に発行されたため、今から10年以上前の国際情勢をもとに解説しておりますので、データ的な古さは否めませんが、株式の長期投資が最も良い投資方法だと推奨する名著なので、学ぶことは非常に多いです😀
この中で、市場に勝つという章があり、低迷している今の日本市場には、ぴったりな話題だなと思い、参考なる点がいくつかありますので、取り上げて見たいと思います😊
小型株と大型株
まず、大型株と小型株の利回りについて、1926年〜2006年12月までの期間のアメリカ上場銘柄4,252銘柄を時価総額順に10グループに分類して調べた結果、市場全体の60%を占める時価総額上位168銘柄の複利利回りが9.6%に対し、市場全体の1.4%を占める時価総額下位1,744銘柄の同利回りは、14.03%と上位銘柄を上回る結果を残していました🤫
これは、下位銘柄ほど株価が安いため、ちょっとした要素で簡単に値上がりしやすいのだと思いました。
ただ、長期に渡り利回りが良いのは説明が難しいと著者は言っています。
また、S&P500と、小型株の利回りの比較結果も載せてあり、結果をみると同期間のS&P500の利回りが10.26%だったのに対し、小型株の利回りは12.21%でした。
著者は、S&P500の主要銘柄であるIT銘柄が、2000年〜2006年、ITバブルで暴落したため、投資先を失った投資家によって、小型株が注目されたためと分析しています。
小型株は、時価総額が小さく、投資先としては大型株よりリクスが大きい分利回りが高くなると考えられますが、常に大型株を上回るとは言い切れないので、注意が必要と締めくくっています🤫
日本株では、スタートアップ企業が小型株にあたるので、たしかに時価総額が小さい時はリスクが伴いますが、業績が上向いた時の投資家の期待感は大きくなるため、株価が一気に上昇することはみなさんもご存知のことと思います。
このような企業は、どの投資家も探していますが、探し当てるのが難しい状況です💦
わたしも医薬品企業や、スタートアップ企業を調べて、実際に購入してつくづく感じました😰
ですが、利回りが大きいという事実があるようなので、もしやと思い、先にブログでご紹介しましたアメリカの3大資産運用会社の、バンガード、ブラックロック、ステート・ストリートの信託報酬が安いETFで、中型、小型株を調べて見ると、2021年から現在までの株価の値上がり率で、S&P500を上回るものが、いくつか見つかりました😃
これらのETFはインデックス株なので、単一銘柄投資と比べようがないくらいリクスは低くく、魅力的な銘柄です。
下はバンガードの小型株ETFとS&P500との初年度来の利回り率の比較です。
S&P500も19%を超えて凄ったのですが、バンガードの小型株のVBRとVIOOは23%を超えています😱
信託報酬はVBRが0.07%、VIOOは0.1%と多少高めですが、こんな成績を出しているとは💦
小型株なめてました。
また、バンガードは優秀なETFが多いので、信託報酬は高めですが、他の小型株も調べてみると凄いのが出てきました。
S&P500の利回りを凌駕する24%と26%の利回りのETFです💦
このETFの信託報酬は、ともに0.15%と、過去にご紹介してきたETFからみれば、高いですが、この成績を見ると、0.15%くらいと思ってしまいます😂
バンガードの小型株ETF凄い。
更に勢いに乗って🏄♀️、中型株も調べてみました。
中型株3銘柄も、小型株同様、凄いETFが揃っています😱
信託報酬は、IVOOが0.1%、VOEが0.07%、IVOVが0.15%とこの利回りであれば、不満は無いと思います💦
ここまできたら、ブラックロック、ステート・ストリートも調べちゃいましょう😂
ブラックロックでは、S&P500の成績を超えているもので、信託報酬がお手軽なものは、この2銘柄のみです。
1655は日本の東証で購入できるETFですが、成績半端ないです。
このETFは超強気で買いマークがついていました😀
信託報酬も0.075%と格安なので、この成績なら納得です。
また、このETFは小型株ではなく、IVVというETFを日本で購入できるようにした銘柄なので、中身はIVVと一緒ですが、一部ドルと円というキャッシュを含めていて、FX的な要素も持ち合わせているので、IVVの年度来の18.88%という利回りより、良い成績を出しているのかもしれません。
また、IJRはS&P小型株に連動するETFで、年当初の利回りは22%を超えていますし、信託報酬は0.06%と優秀です😊
次に、ステート・ストリートです。
ステート・ストリートで、成績がよく小型、中型ETFは、この2つのみです。
どちらも、成績は優秀で、株価も安く、信託報酬はどちらも0.05%と素晴らしいの一言です😃
久々にアメリカのETFを紹介しましたが、やはり長期投資は、アメリカのインデックスETFが最強だと感じました😀
長期投資で低く利回りを見積もっても、10年間の平均は10%を下回ることはないのではと思ってしまいます😃
今回、ご紹介した小型、中型ETFについては、別の機会に詳しくご紹介しますので、お楽しみに😊
なんか、成績の良い株価を見ると元気でるわ。
日本株やっているときテンションあまり上がらなかったし。
ボヤキはこの辺で、次。
割安株と成長株
企業の配当、利益、純資産、キャッシュフローなどの情報をもとにして企業価値を判断するのをファンダメンタルズ分析といいます。
この分析に対して、割安感のある株は、バリュー株と呼ばれて、成長による高い利回りが期待されます。
逆に割高な株は、グロース株と呼ばれます。
これは、株価収益率のPERで測られ、この値が大きいものほど割高と言えます。
この著書では、割安株は常に成長株よりも利回りが良い成績を残してきた実績があると説明しています😊
これは、考えてみれば当然のことで、割安で株価が低いところから、株価があがれば、成長株のように高値がついている株価より値上が率が良いからです。
配当利回り
高配当の企業の方が低い企業より、株価の年利回りが良い結果を生むと著者は言っています。
配当を多く出す企業は、成長が見込めない成熟した企業であり、配当を出すことで、株式の購入を宣伝しているようなイメージがあります🤫
本には同じようなことが書かれていましたが、剰余金を内部に貯めずには株主に配当できる企業は、経営が安定していて、資金繰りも余裕があるため、利益率が高い傾向にあるようです。
2006年の過去50年間で、最も高配当株出す企業グループとS&P500の利回りを比較をした結果、高配当グループが15.71%だったのに対し、S&P500は12.39%と負けています💦
値上がり益と配当益の出どころは、全く別ものですが、配当が高ければ、投資家の人気が高く、自然と株価も値上がりするという意味からすれば、値上がり益も高くなるというのはなんとなく理解できます🤫
まとめ
今回は、ジェレミー・シーゲル氏の著書「株式投資〜長期投資で成功するための完全ガイド」にかかれていた市場に勝つ重要な要素を知る目的でまとめて見ましたがいかがでしたでしょうか。
氏も最後に章の最後では、とは言え、常に市場を上回る利回りを獲得できる戦略など無い、と締めくくっています。
株に絶対は無いということは、みなさんもご周知のことと思いますが、何も指標がなければ、判断出来ないのも事実です💦
今回ご紹介しました、株の規模(大型か小型か)、割安感(バリューかグロースか)、配当(高配当かどうか)の要素についても、値上がりを期待して投資する際の参考にしていただければと思います😊
途中にご紹介しまた中型、小型のETFについては、機会をつくりご紹介いたしますので、お楽しみに😊
今回も最後までお読みくださりありがとうこざいました。
次回もお楽しみに、それではまた(^_^)/~
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