みなさんこんにちは😊
今回は、小野薬品について勉強していきたいと思います。
小野薬品はいまから300年前の江戸時代に、大阪で創業された老舗の製薬会社です。
300年前ってすごいですね💦
それでは、早速どんな会社なのか勉強していきましょう😋
小野薬品について知る
創立が江戸時代という小野薬品。
江戸時代から今まで残っている他の会社は知りませんが、ただ驚くばかりです😱
様々な時代を生き残るということは、変化に対応できる会社と言えます。
1809年生まれで、種の進化論を唱えた、イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンが著書、種の起源で残した言葉です。
最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるわけでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である。
チャールズ・ロバート・ダーウィン、種の起源の一節より
小野薬品はまさに、ダーウィンが提唱した、生き残る者の定義を、証明している会社といえます。
生命力が凄い小野薬品。
小野薬品は医療用医薬品が専業なので、普段は名前を聞く機会が少ないのではないでしょうか。
テレビ番組のスポンサー紹介などで耳にする程度です。
小野薬品の特徴として自社開発力が強く、がん治療の分野では先駆的な薬品を出しているようです。
独自の分析表に基づき、小野薬品の内容を調べてみました😊
1.売上高・収益・研究開発費・時価総額
・売上高は3,092億円、税前利益は754億円、研究開発費は523億円の中堅医薬品メーカーです。
・前回の協和キリン同様、時価総額は大きく1兆3,168億円と、国内の医薬品メーカーの中では9位となっています。
2.PERとPBR
・2021年6月24日現在の日経平均PER 13.96倍、PBRが1.24倍です。
・時価総額が高いので倍率も高いと思いきや、PERは16.49倍、PBRは1.96倍と日経平均の倍率に近い値となっており、割安株となっています。
3.技術
・「抗PD-1抗体オプジーボ」。外科手術、化学療法、放射線治療に続く、「第4のがん治療法」へ道を拓くものとして、世界的に注目を集めている製品のようです。
・働きについては、小野薬品のネットページにわかりやすく説明がありましたので、以下にご紹介します。
この説明を見る限り、オプジーボという薬は、免疫細胞をがんから守る機能を持っているようです。
凄いですね😆
また、これからのがん治療についての解説もありましたので、掲載します。
これから注目される治療方法は、がん細胞へ直接作用するがん免疫療法のようです。
いずれがんが克服できる病になることを祈るばかりです。
4.利益率
・小野薬品の特徴としては、開発だけではなく、販売まで一貫して行うことで、高い利益率を実現しています。
・2021年3月末の税前利益は、754億円で、利益率は24.3%と、売上の1/4となっています。
それでは、SBI証券でTOPIX(ピンク)と比較した、10年間の株価推移を見てみましょう。
全期間、TOPIXを上回っています。これは正直驚きでした。
10年間で比較した場合、S&P500でさえも、TOPIXに抜かれた時期があります。
あと、2016年に大きな山があります。
調べてみると、先に説明しましたオプジーボという薬がFDAで、がんの治療薬として承認されたとありました。
今話題になっているエーザイのアルツハイマー治療薬と同様、FDAの承認というのは、株価上昇の起爆剤になっています。
その他、2018年、2020年にも少し山がありますが、これも全部オプジーボによる話題です。
オプジーボが稼ぎ頭になっているようです😆
まとめ
今回は、小野薬品について調べてみました。
創業が300年前にも関わらず、現代でも十分活躍するスーパー製薬会社だと分かりました😆
また、常に人々の健康を守るために必要な最もよい薬を提供する、というスローガンは一見硬いイメージがありましたが、何度も読んでいるうちに、シンプルで奥深さがあると感じました。
みなさんはいかがでしたでしょうか。
10年の株価の推移を見る限り、常にTOPIXよりも良い成績を上げており、利益率も高い企業なので、個人的につくろうと思っている日本株医療インデックスに入れたいと思っています。
変化を受け入れる企業が生き残る。
長期投資では、どんな良い企業でも事業を継続できなければ話になりません。
そういう意味で、300年以上事業を続けている小野薬品の姿勢を知ることで、事業を継続していける企業とはどいうものなのか、少し分かったような気がします😊
今回も最後までお読みくださりありがとうこざいました。
それではまた、次回もお楽しみに(^_^)/~
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