テーパリングでも株価が下がらない理由と買ってよかった米国ETF5つ

初心者投資に最適ETF

 みなさんこんにちは😊

 アメリカ連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、8月27日の講演で、テーパリングは年内開始が妥当と表明したあと、これは利上げ時期の直接的なシグナルにならないと発言したため、投資家は利上げまで時間がある受け止め、株価は総じて値上がりしました。

 以前、このブログでテーパリングは株価下落の要因と説明したため、あれっ、わたしの認識は間違いだったのか?といろいろ調べてみましたが、基本的に金融緩和の縮小は株安の要因で間違いはありませんでした。

 では何故、株価は上がったのか?

 これは、2013年5月にFRBのバーナンキ議長が同様の政策を打ち出した際、2008年のリーマンショック後で長期的な金融緩和策が続くと見ていた投資家の反感を買って、テーパー・タントラム(テーパーはテーパリングの量的緩和の縮小のことで、タントラムはかんしゃくという意味、つまりテーパリングに対して投資家が怒りで反応したということ)で市場が大暴落したことを教訓に、FRBが投資家を慌てさせないよう、利上げ時期を遅らせる発言を付け加え、市場の混乱を防いだということです。

 この件は、とても勉強になりました。

 テーパリング、イコール株価下落と思っていましたが、金融緩和の縮小でも、利上げを遅らせる政策はできるということなんですね。

 変異株の影響が心配される中で、せっかく回復に向かっているアメリカ経済の勢いを失いたくないという意図があるのかもしれません。

 それに比べると日本の株式相場は、ぱっとしません・・・。

 下のグラフは、日経平均株価とTOPIXの最近6ヶ月値上がり率を表したものです。

出典:Googleファイナンスより

特に日経平均株価は、6ヶ月前からマイナス6.82%の値下がりとなっています。

 日経平均株価については、東証一部上場の代表的な225銘柄の平均株価で、株価の高い銘柄の影響を受けやすいという特徴はあるものの、日本を代表する指標となっています。

 コロナによる経済の低迷が一番の原因ですが、なんとも寂しい限りです。

 以前、このブログでも、日本株を応援する意味で、医療株やスタートアップ株を取り上げました。

 みなさんにご紹介した手前、紹介の株式すべてを購入しましたが、購入時から値下がりが続き、下落幅も大きくなったため、損切して、すべての株式を手放しました。

 ただし、徹底的に調べたということもあり、それらの株には愛着が残っているため、株価の動きには注視しています。

 ワクチン接種で経済が上向くまで、しばらくは様子見ですね。

 暗い話題を多少明るくするため、わたしが買ってよかった米国ETFについて簡単にご紹介します。

 利上げ発表で株価が下がるまで、購入の参考にしてもらえたらと思います。

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