ソフトバンクGの投資戦略から学ぶこととは?

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 みなさんこんにちは😊

 台風の季節、大雨被害が各地で発生し、コロナで人の流れも制限されている8月です。

 オリンピックで勇気をもらい、明るい気持ちになったのも束の間でした。

 パラリンピックで再び盛り上がり、勇気をもらいたいと思っております😀

 さて、株投資に関する記事で、ソフトバンクグループの中国投資に関するニュースを見つけました。

 ソフトバンクといえば売上より利益が多い決算で話題となった、今や世界的投資会社です。

 今回は、ソフトバンクの投資戦略から学べる点を考えてみました。

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中国IT企業への投資は一旦様子見

 8月10日の決算会見で、ソフトバンクグループの孫社長は、中国政府が行っている大手IT企業への締付け強化について、投資活動はしばらく様子見との発言をしています。

 以下の図はネット記事から転用したものです。

 時価純資産(NAV)が2021年6月末で26.5兆円もあります。

 ちなみに、時価純資産(NAVは、Net Asset Valueの略)は、保有事業及び資産を時価評価したものから、純負債を控除したものでアナリストが複数の事業・資産を有する会社を評価する際に用いる評価尺度の一つです。

 一部の欧米企業では経営指標としても採り入れられています。

出典:エンガジェット日本版より

 時価純資産は主に3つに分かれ、ソフトバンク100%子会社である英国SB Investment Advisers (UK) Limited (SBIA)が運営している投資事業体ソフトバンクビジョンファンド(SVF1と2L.P)の資産と、中国のアリババグループ、そして日本国内のグループ企業で構成されています。

 中国のアリババグループの資産割合が最も大きいため、中国政府による規制は大きな痛手となります。

 ソフトバンクビジョンファンドは成長が見込まれる中国IT産業への投資を中心とした資産運用会社で、運用会社はソフトバンクの100%子会社です。

 運用資産は、サウジアラビアの副皇太子の企業を筆頭に、ソフトバンク、アップルなど世界の企業10社前後から出資を募り、約20兆円の資産規模となっています。

 このグラフを見るとソフトバンクグループの資産の作り方が分かりやすいと感じます。

 国内活動で投資資産を作り、兼ねてから持っていたアリババグループの株式上場で2014年前後に莫大な資産を得ることとなり、その後アリババグループの成長とともに資産は増え続け、投資会社を作って更に資産を増やす。

 まるで、ホップ・ステップ・ジャンプという成長ぶりです。

 ソフトバンクの投資手法の印象は、スピードです。

 髪の毛が後退しているのではなく、自分が髪の毛より前に進んでいるだけだという孫社長ご本人の剥げた頭に関する逸話のとおり、ソフトバンクグループはとてつもなくスピードを持った会社なのだと思います。

 表の2002年時点の資産はほぼゼロだったにも関わらず、たった20年間で26兆円の資産を作るスピード感は想像を絶します。

 元手の10倍に資産が増える株は、通称テンバガーと呼ばれますが、26兆倍になる資産はどんな呼び方となるのでしょう。

 ソフトバンク的投資の第一要素はスピードです。

まずはやってみるというチャレンジ的投資

 20年で急成長したソフトバンクの投資戦略から感じるの二つ目の要素は、チャレンジという言葉です。

 まずは、やってみる。

 それから考える。

 それも良いと思ったら、即行動というスピードが伴うチャレンジです。

 私達は考えても、いろいろ理屈をつけて、結局何もしないという選択をしまいがち。

 でも、やらないと何の結果も生まれない。

 これを噛み砕くと、投資という言葉に行き着きます。

 それもソフトバンクのチャレンジ的投資は、端から見るとギャンプル的に見えてしまうのですが、実はスピード感をもってよく考えて判断しているため、大きなミスが出にくいのかもしれません。

 孫社長は、世界のAI技術の革新の中心は2つあって、米国と中国であると思っています。ですから、今後とも中国におけるAI技術そしてビジネスモデルの革新はどんどんと続いていくんだろうと強く信じております』との意見を持っています。

 中国政府によるIT企業の締め付けは、民主国家ならありえないことで、むしろ支援するというのが通常です。

 そうした意味からすれば、中国政府は民主的経済を良しとしない独裁的共産国家であり、もはや将来が望める投資先では無いと早期に判断しなければならないと思います。

 安くて高品質な物を提供する一方、国としてのリスクが高まっている中国については、一線を引くときが来ていると個人的には思っています。

 ソフトバンクの判断が注目されます。

まとめ

 今回は、ソフトバンクグループの投資戦略から学ぶと題して、ソフトバンクの投資手法について考えてみました。

 学んだ点は2つ。

 ①スピード

 ②チャレンジ

 スピード感を持って、チャレンジして、失敗しても、人の2倍のスピードで行動すれば、失敗しても大きく遅れることは無いですし、仮に成功すれば新たに違うことも出来るので、スピードがもたらすプラス要素はとても大きいと思います。

 この二つがあればソフトバンクのように、爆発的に資産を増やせるかもしれません。

 ただし、投資は全集中ではなく分散が基本。

 スピード、チャレンジ、分散が、急成長のキーワードとしましょう。

 今回も最後までお読みくださりありがとうこざいました😊

 それではまた次回もお楽しみに(^_^)/~

 

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