VTHRの特徴
1.アメリカ市場全体の98%の時価総額を構成する銘柄に投資・・・3,038銘柄に投資
・市場の98%に分散投資できているということは、それだけリスク分散されているということです。
2.信託報酬が高い・・・0.1%
・日本の信託報酬やETFでは、普通に1%以上の信託報酬がありますが、長期投資では最高でも0.1%台で留めたいところです。
3.総資産額が低い・・・約1,090億円
・海外のETFでは上位40%台に入る規模ですが、バンガードのETFの中では見劣りします。
4.大型株比率が低い・・・23.4%
・リスク分散の観点では、大型株への偏りが少ないのはいいことです。
5.PER、PBRが割安・・・アメリカ平均を下回る。
・PERが27.2倍、PBRが4.1倍とアメリカ平均よりも低いので割安と言えます。
6.長期リターンは申し分無い結果を出している・・・13.64%
・アメリカ市場全体の強さが反映し、十分なリターンを出しています。
楽天証券で、10年リターンをTOPIX(赤線)と比較してみました。
ラッセル3000は、2019年までTOPIXに僅差で負けていましたが、コロナ後は、アメリカ市場の景気回復力で上回る結果を出しています。
このグラフを見る限り、短期で見れば飛び抜けて凄い結果を出していませんが、長期では右肩上がりしているので、長期投資向けのETFと言えます。
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