2021年ETFの旅⑩〜バンガードラッセル3000ETF(VTHR)【米国株etfおすすめ特集】

バンガード

VTHRの特徴

1.アメリカ市場全体の98%の時価総額を構成する銘柄に投資・・・3,038銘柄に投資

・市場の98%に分散投資できているということは、それだけリスク分散されているということです。

2.信託報酬が高い・・・0.1%

・日本の信託報酬やETFでは、普通に1%以上の信託報酬がありますが、長期投資では最高でも0.1%台で留めたいところです。

3.総資産額が低い・・・約1,090億円

・海外のETFでは上位40%台に入る規模ですが、バンガードのETFの中では見劣りします。

4.大型株比率が低い・・・23.4%

・リスク分散の観点では、大型株への偏りが少ないのはいいことです。

5.PER、PBRが割安・・・アメリカ平均を下回る。

・PERが27.2倍、PBRが4.1倍とアメリカ平均よりも低いので割安と言えます。

6.長期リターンは申し分無い結果を出している・・・13.64%

・アメリカ市場全体の強さが反映し、十分なリターンを出しています。

 楽天証券で、10年リターンをTOPIX(赤線)と比較してみました。

 ラッセル3000は、2019年までTOPIXに僅差で負けていましたが、コロナ後は、アメリカ市場の景気回復力で上回る結果を出しています。

 このグラフを見る限り、短期で見れば飛び抜けて凄い結果を出していませんが、長期では右肩上がりしているので、長期投資向けのETFと言えます。

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