外国人株式保有割合は驚異の73.8%
今まで、投資割合を紹介してきた企業の中で最も大きい割合です。
ローランドが属する投資業態、その他製品と言われる分野では、日本証券所グループが2021年7月に発表した、2020年度株式分布状況調査結果では、投資割合の平均が39.3%なので、それより30%以上も多い割合となります。
ローランドの魅力とは一体どのようなものなのか、投資指標を見てみることにします。
投資指標
タイミングよく、11月5日に第三四半期の結果と今年度末の予想がローランドから発表されましたので、以下の数値は発表ホヤホヤの数値です。
業績が良すぎて驚きの値です。
1.PER・・・15.4倍
・はっきり言って超割安です。何故なら業績発表が株式取引終了の15時だったからです。
・週明け間違いなく株価は爆上げとなります。
2.PBR・・・4.9倍
・これも、業績発表後の株価想定を考えれば割安さを感じます。
・ただし、普通に考えれば、日経平均の三倍、アメリカ平均4.9倍、世界平均が3倍なので、正直割高なのですが、業績予想、特に当期純利が前年比の倍なので、もっとPBRが伸びてもおかしくないと思います。
3.ROE・・・31.8%
・資本に対しての利益率の割合としては、素晴らしい値です。日経平均が9%ちょっと、アメリカ平均が13%、正解平均が10%ですから、世界の三倍儲けが上手ということです。
・海外投資家の割合が多いのも、この指標が高いためです。
3.年度末売上予想はどれも大幅な増加予想
・第三四半期の決算説明資料に予想がありました。とてつもない増加予想です。
外国人投資家の先見の明に驚かされます。ローランドの業績はコロナ禍の巣ごもり需要で大きく業績を伸ばし、ロックダウンが解除されたマレーシア工場の生産完全回復も後押しし、イケイケの状態です。
但し、大切な海上輸送のコンテナ需要が逼迫し、長期輸送や燃料高騰でのコスト高があるため、リスクが全く無いとは言えず手放しの喜びは禁物です。
4.主力事業と得意地域
・主力楽器は、鍵盤、管打楽器、ギター関連機器の三本柱です。
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