半導体技術で世界一を掲げている会社
SUMCOのホームペーシを見てみると、技術で世界一という言葉が飛び込んできました。
会社のプロフィールを見ると、主要事業が半導体用シリコンウェーハの製造、販売とありました。
経済を支える物のたとえとして、産業の米という表現があります。
戦前は鉄鋼であり、戦後は半導体と言われています。
半導体はよく聞く言葉であり、IT産業に欠かせない物との認識はありますが、一体どのような物か詳しく調べたことはありませんでしたので、ちょー簡単ではありますが、ウィキなどで調べた結果から、自分なりに解釈した結果を載せてみました。
「半導体」とは、 ・電気が通る性能と、しない性能の半々の機能を持つ物体のこと。 ・半分電気を通すから半導体。 ・加工の仕方や結合の仕方で特性が変化し、電気の流し方で通電したり、しなかったり、光を電気に変えたり様々な機能を発揮する。 ・小さく加工しても性能は変わらない。
なんともイメージしずらい表現で申し訳ないのですが、あらかたこのような物質です。
これがないとスマホを始め、身の周りの電化製品や車、パソコンなどは全く製造できないのが実態です。
まさに現代の産業の米と言われる所以です。
それでは、半導体の原料は何からできているのでしょう?・・・答えはシリコンです。
シリコンというと、一般的には白いゴムのようイメージを持たれると思いますが、それはシリコーンと言うそうで、シリコーンは、シリコンに複雑な化学反応を起こして作られた化合物だそうです。
一方、シリコンは金属ケイ素と言われます。
金属ケイ素をつくるには、原料となる珪石が必要となります。
ちなみ珪石は、ケイ素と酸素の化合物です。
ケイ素は 元素記号Siで表し、「珪素」「硅素」「シリコン」とも呼ばれ、岩石や土壌の主成分として酸素に次いで2番目に多く自然界に存在しているのだそうです。
珪石を木炭と一緒に電気炉で高温で溶かすと、木炭から出るガスが、珪石から酸素を奪い取り、金属シリコンが残ります。
珪石は酸素と結びついた状態のため、このような作業が必要になるようです。
また、珪石から酸素を取る工程を還元というそうです。
かなりマニアックな世界になってしまいましたが、金属ケイ素の還元をイメージ図にしてみました。
コメント