これから伸びると勝手に考えている日本の医療株を知る企画②・・・塩野義製薬

医療株特集

 みなさん、こんにちは😊

 企画の第二回目は、塩野義製薬です。

 塩野義製薬といえば、フジテレビのミュージックフェアのスポンサーとしてよく知られていますが、「塩野義、年内にワクチン「3千万人分」量産へ…変異ウイルスに対応も」というニュースが一週間前に流れました。

 海外ワクチンが幅を利かしている中で、国産ワクチンを年内に国民の1/4分にあたる量をつくろうとしている元気な会社だと知り、これは調べてみたいという気持ちになりました😊

 ということで、早速ですが、塩野義製薬について調べて見たいと思います。

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塩野義製薬・・・常に人々の健康を守るために必要な最も良い薬を提供する

 素晴らしいスローガンだと思います😆

 塩野義製薬は創業者の塩野義三郎が、1878年3月17日に、大阪・道修町にて薬種問屋「塩野義三郎商店」を開くことから始まります。

 社名は創業者の名字と名前の頭文字をとって、塩野義なんですね。知らなかった😥

 もともとは漢方薬を主力品としていましたが、明治維新後の西洋医学普及で、洋薬の需要が高まると1886年、和漢薬専門から洋薬のみを取り扱う方針に切り替え、様々な洋薬を輸入販売するようになります。

 塩野義製薬は1980 年代に、抗生物質の売上で名を馳せます。

 その後、抗生物質は耐性菌の台頭から下火となり、現在は、医薬品の97%が医療用医薬品で占め、高脂血症治療薬・抗生物質・癌性の疼痛治療薬が主力となっています。

 早速、企業分析をしてみました。

 時価総額は、業界8位の1兆8,500億円。

 時価総額国内1位の中外製薬が約8兆円でしたので、中堅といった規模でしょうか。

 日本企業の平均PERは14.36倍に対し、塩野義は15.61倍、PBR平均が1.26倍に対し、塩野義は2.03倍と、日本企業の平均値といった企業なので、コロナワクチンの年内導入が実現すれば、評価した投資家によって、それなりに株価は反応するものと考えられます。

 開発費は先の中外制約の1/4程度ですが、自分の会社だけで薬を作る比率が60%となっており、他社の制約を受けず、自由な発想で薬を作るメーカーのようで、新薬の開発力には自身があるようです。

 また、楽天証券で10年間の株価推移を調べてみました。

楽天証券より抜粋

 10年間で、株価は300%以上となっているようです😂

 とても緩やかな上昇ですが、ここ5年ほどは、株価の急激な上昇も下降も見られません。

 新たなトピックが出れば、また上昇に転じるかは不明ですが、長期投資では安定感が大切なので、現時点では、医療株インデックスに入れたい株と言えます。

まとめ

 少し短い分析でしたが、塩野義製薬の印象については、派手さはないものの、堅実な中堅企業で、社内決定が早そうなイメージを感じました。

 冒頭で取り上げたニュースにもある通り、年内3,000万人というコロナワクチン開発の取り決めも、トップダウンで早々に決定したのではないでしょうか。

 ネットのニュース記事の中で、医薬品研究の本部長は、「ワクチンは海外の後塵こうじんを拝したが、治療薬はどこよりも早く実用化したい」と話した。とありました。

 創設者の塩野義三郎が、時代の変化を読み取り、いち早く洋薬の輸入を始めた行動力が、会社のDNAとして受け継がれているのかもしれません😊

 いずれにせよ、コロナワクチンの国内製造は、非常事態のなかで明るいニュースとなりました🌅

 個人的につくろうとしている医療株インデックスの候補としては、十分な企業なので、是非組み入れたいと考えています😊

 アメリカのETFばかり勉強しておりまりしたが、足元の国内企業を見ると、応援したい企業はたくさんありますね💦

 今回も最後までお読みくださりありがとうこざいました😊

 次回もためになる情報を揚げていきたいと思います。

 それではまた(^_^)/~

 

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