外国人投資家が好む日本企業は買いなのか?投資初心者もマネしたい投資先(金属製品業)④・・・LIXIL(5938)

外国人投資先特集

 みなさん、こんにちは😊

 自民党総裁選、新総裁は岸田さんに決まりました。

 岸田さん、強いリーダーシップを発揮し、これからの日本をよろしく頼みます!

 何様か・・・。

 さて、外国人投資家の投資先をマネてみようシリーズの今回から、金属製品関連の会社を紹介していきたいと思います。

 理由は、「2020年度株式分布状況調査の調査結果について」の中で、海運業に次ぎ、外国人保有株比率が増えているからです

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 ちみなみに、海運業界では、日本郵船、商船三井、川崎汽船以外は紹介しませんでした。

 理由は、外国人投資比率が、上記表の2020年業界保有比率の32.6%より低いからです。

 よって金属製品業についても、外国人投資比率が多い企業を紹介していきたいと思います。

 今回は、LIXILです。

 それでは、内容を早速見ていくことにしましょう。

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ドラマのような後任人事を経て新生LIXILとなる

 LIXILは国内住宅設備最大手で、国内外の積極的なM&A(Mergers(合併)and Acquisitions(買収))によって、規模拡大を図ってきました

 LIXILをネットで検索すると、後任人事で揉めたニュースがたくさん出てきましたが、それを解説する前に、会社の歴史を振り返ってみます。

 1923年(大正11年)、潮田竹次郎によって設立された妙味屋商店という建具屋が始まりです。

出典:トステムホームページ

 LIXILは多くの企業合併を繰り返し、成り立ちが少々複雑なので、以下のような表にまとめてみました。

 代々、創業者一族の潮田家が代表を務めてきましたが、2011年からは社外のプロ経営者に代表を任せるようになります。

 登用されたのは、46歳でアジア人初のGEの重役となった藤森義明氏です。

 なお、任命したのは会長で創業家三代目の潮田洋一郎氏です。

 藤森氏はM&Aを積極的に実施し、売上規模も急激に増加しますが、氏が手掛けた積極的なM&Aで一波乱が起きます。

 世界的な水まわり器具メーカーのドイツのグローエ買収で傘下に収めた中国の水栓金具メーカー・ジョウユウという会社で約660億円もの粉飾決算が見つかり、この責任を取る形で藤森氏は退任します。

 後任は、海外で数々の創業を行い、国内ではモノタロウを創業した若き経営者の瀬戸欣哉氏です。

 任命は全て、創業家一族の潮田洋一郎会長でしたが、この方、税優遇のシンガポールに在住しながら日本のLIXILを経営する少し変わった創業者で、日本の税金は高いから、LIXIL本社をシンガポールに移転するなどと発表してみたり、横浜ベイスターズの買収を試みたり、どれも実行されませんでしたが、投資家から、企業を私物化し、投資家をないがしろにするなど、不満の多い代表者だったようです。

 その後、業績が低迷した際、全ての責任を瀬戸氏に押し付け、取締役会で解任しようと動きましたが、この手続が不透明であると株主から物言が入り、結局、瀬戸氏を始めとした、株主で取締役の8名から逆襲を受け、会長職を退きました。

 この動きがYou Tubeで見れますが、誠に不謹慎ながら創業家とのドロドロした代表交代劇が、まるでドラマを見ているようでした。

 話は変わりますが、

 瀬戸氏は潮田家の争いに勝った際、企業買収で大きくなったLIXILをまとめるため、ワンLIXILと明言し、LIXILを良くしていくというイメージを発表しました。

 瀬戸氏がどういう方かは、You Tubeで検索すれば見れますが、非常に魅力的であり、明るい雰囲気で個人的に好感が持てます。

 ぜひ頑張ってほしいと思います。

外国人投資割合が43.4%

 それでは、LIXILの経営指標を見てみましょう。

 外国人投資割合が43.4%と、業界経金の29.9%を大きく上回っています。

 海外の投資から支持されている企業と言えます。

1.PER・・・20倍(当期末予想)

・日経平均より高い値で、期待先行の割高株と言えます。海運業界が一桁でしたので、とても高い値に見えます。売上や計上利益などのプラス要素が、この値を牽引してると思われます。株価が3千円台と安いので、海運業界よりは手が届きやすいかもしれません。ただし、100株単位では数十万の投資となるため、一株から投資可能な証券会社を選択する必要があると思います。

2.PBR・・・1.68倍

・これは、日経平均に近い値でした。株価に対してはそれほど、割高感が無い値です。

3.ROE・・・8.4%

・ROEが日経平均より低い値です。証券会社の業績予想を見ると、今季末は増収見込みとありましたので、利益見込みより株価が大きくなり、PERが高い予想なので、PBRを除する分母の方が高くなるため、低い値になると考えられます。

・余剰利益を資本に蓄えることで、更にPBRが高くなっていけば、この値も高くなっていくものと思われるので、今後の事業推移で改善されていくものと考えられます。

LIXILとはどういう会社か?

 LIXILのホームページの2021年総合報告書に、LIXILの説明がありしましたので抜粋します。

出典:LIXILホームページより

 世界150カ国で事業展開し、従業員数は約55,000の大企業です。

 ここからは主力事業についてご紹介いたします。

 4つの事業を軸に、ウォーターテクノロジー事業が全体の約6割を占める主力事業となっています。

出典:LIXIL2021年決算短信より
出典LIXILホームページより

 キッチン、バス、トイレなど水回りの製品を提供する事業となっています。斬新なデザインで、一度こんな製品に囲まれてみたいと思うような魅力的な製品ばかりです。

出典:LIXILホームページより

 窓や玄関ドア、エクステリア製品、インテリア建材など、豊かで快適な住まいを実現する魅力的な製品を提供しています。

出典:LIXILホームペーシより

 非木造建物の建築前のコンサルティングからリサーチ、デザイン、施工、その後のメンテナンスまでのすべての流れに参画。様々なデザイン建築で美しく快適な空間をつくりだしています。

出典:LIXILホームページより

 様々な事業会社を通して、住宅の建築・リフォーム、維持管理、不動産売買、および住宅関連の金融サービスを含む住まいの価値を高める専門サービスを幅広く展開しています。

出典:LIXILホームページより

まとめ

●LIXILは、外国人投資家比率が43.4%と高く、また住宅設備部門で国内1位の規模をー誇り、国内外のM&Aで事業を拡大しており、営業利益・計上利益・当期利益などの予想もプラスなため、当面は増加が見込めると考えらる→◎

●株価は割安な部類であり、外国人投資家に習い、投資先として良い→◎

 過去6ヶ月の日経平均との株価の比較では、値動きが同じ感じです。

 日経株価と同じ値動きで上昇しているため、次期総裁による経済回復の期待からくる株価値上がりと考えられますが、外国人投資家の比率が高いため、投資先としては有望と判断します。

出典:SBI証券より

 住宅設備関係の企業を調べたのは初めてでしたが、いろいろ調べていくと大変面白い業界でした。

 また、LIXIL代表の瀬戸氏は大変パワフルで魅力的な人物であり、社会のための会社であなければ、存在する意義は無いという考えには、強く共感します。

 企業は人なりと言いますが、経営者が魅力的かどうかも、企業の資産として考えるべき重要な要素だと思います。

 その意味でいうと、LIXILは十分に満たしている企業と言えます。

 今後の事業展開が楽しみです。

 この記事が、みなさんの参考になったら嬉しいです。

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 次回もお楽しみに。それではまた(^_^)/~

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