第1位 spyd・・・SPYD・・・SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(値上がり率28.7%)
2021年、米国etf年間値上がり率の栄えある第1位に輝いたのは、ステートストリートが提供する「spyd」です。
年間成長率は、「28.7%」と申し分ない結果でした。
このetfは、S&P500の高配当77銘柄に連動するように設計されたetfです。
成長株や大型株でもなく、まして、純資産はたった5,000億円の弱小etfが、一番の成長を見せました。
そして、一株の価格も約44ドル、115円換算で5,060円です。
この記事を書いていてつくづく思いますが、弱小株が一位を取るのは、ふるいですが、地方競馬から中央競馬を制したオグリキャップのような印象です。
安い株が好きな自分としては、最高の結果でした。
年間の配当は約3.6%なので、成長率と合算すると32%もの収益を上げたことになります。
2022年度もspydから目が話せません。
spydの過去ブログはこちら→2021年ETFの旅㉔〜SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF(SPYD)【米国株etfおすすめ特集】
まとめ・・・2021年米国etf(信託報酬0.1%以下エントリー)
2021年の米国etfの値上がり率別一覧は以下の通りとなります。
※信託報酬0.1%以下のetfのみエントリー。
10位以内のetfを見ると、ステートストリートが5つ、バンガードが4つ、ブラックロックが1つです。
資産運用額はブラックロック、バンガード、ステートストリートの順ですが、etfの成長率は真逆の結果です。
ブラックロックのetfは、信託報酬の高いものが多く、0.1%以下はあまりありませんが、資産が大きいのは、営業が上手いということなのかもしれません。
バンガードは世界で最初にetfを作った老舗として、投資家目線を感じるためで好きです。
ステートストリートは、etfの数は少ないものの、信託報酬が安く、値上がり率も高い、優秀なetfが多い気がします。
今回1位となった「spyd」が作られたのは2015年なので、創設から7年しか経過していません。
純資産が5,000億と少なく、創設からの値上がり率も低いは、そのためです。
ただ、「spy」は創設からの値上がり率が960%と約10倍で、目を引きますが、創設は1993年と30年前なので、30年で10倍というスピード感です。
複利計算すると、年平均7〜8%の値上がりで、30年後に元手の10倍となります。
30年とという月日の中では、その一年まるまる値下がりという年もあります。
ゆったりと構えた投資が、etfのスタンスです。
2022年最初の記事では、2021年米国etfについて特集しましたがいかがでしたでしょうか。
今年も皆様にとって素晴らしい年となりますよう、また、学問や健康バランスよく成長できる年でありますことを、心よりお祈り申し上げます。
本年も、当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。
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次回もお楽しみに。それではまた(^_^)/~
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