ラッセル1000の銘柄入れ替えは、何故一大イベントなのか?投資家戦略を考えてみた。

情報いろいろ

ケームストップとAMC

 ネットニュースでは、ミーム銘柄の代表格であるビデオゲーム販売の米ゲームストップ、映画館チェーンのAMCエンターテインメント・ホールディングスが入れ替え対象となる可能性があり、今年は例年より広く投資家の関心を集めている・・・とありました。

 この文章で、まず、ミーム銘柄という言葉が気になったので、調べると、

 インターネットの掲示板やSNS上で発信された著名人の発言などをきかっけに個人投資家の取引が大きく膨らみ、株価が激しく動く銘柄。 一方、株価が大きく値上がりした後は急落するなど変動が激しいことが特徴

 とありました。

 話題になっているので、いずれ勉強しようと思っているビットコインがイーロン・マスク氏の発言によって暴騰、暴落するのと同じように、経営実態とは別に、うわさで取引量が上下する超浮動株といった印象です。

 この代表格とされるアメリカのビデオケーム販売の小売店であるゲームストップと、映画チェーンのAMCエンターテインメント・ホールディングスという2社が、ラッセル2000から1000に昇格するとの話題です。

 この2社について調べてみました。

ゲームストップ

GameStop(ゲームストップ、NYSE: GME)はアメリカ合衆国テキサス州グレープバイン(英語版)に本社を置く世界最大のコンピュータゲーム(en:Video game)小売店。2012年時点でアメリカ、カナダ、オーストラリア、オーストリア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、プエルトリコ、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス(G.B.)に約6700店舗展開しているとあります。売上高は約9,800億円、自己資本約1,300億円、株価$325.76(約35,500円)
ちなみに、2021年1月はじめの株価は$17(約1,800円)
※ヤフーファインナスより抜粋

 ただし、この会社、2020年の1月には、こんな記事で紹介されていました。

GameStopは中古ゲームの販売も行っており、その売り上げは過去10年に渡り主な収益を支えていました。しかし昨今では、ユーザーはサブスクリプションによる割引などを利用してオンラインからゲームをダウンロードするようになり、同社の屋台骨も厳しい風に晒されています。またこの状況について、海外の金融メディアSeeking Alpha社は「ビデオゲームのダウンロード販売によって、GameStopの必要性が全く無くなる」と語っています。
ショッピングモールやプラザには必ず一店舗が入っており、ゲーマーたちの憩いの場となっていGameStop。ゲームだけでなくグッズも販売して、ホリデーシーズンには家族で賑わう様子もありました。何より店員さんは本当にゲーム好きな方々が多く、筆者が在米時には、買い物ついでに色々なゲーム談議に花を咲かせたものです。こういった場所が時代と共に少なくなっていくのはとても寂しいものがありますね。
※ゲームスパーク記事より抜粋

 つまり、一年前は無くなると言われていた会社がどうして、ラッセル1000に入れるまでになったのかですが、これは、みなさんも記憶に新しいと思いますが、2021年1月に起きたある事件がきっかけです。

その事件とは

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