②推定売買内容について
USニュース記事では、株式の購入、売買時期は、四半期としか書いていなかったので、「株式の購入価格」「売却価格」は、ヤフーファイナンスで調べた同時期の終値として表記しています。
あくまでも推定値として、ご理解ください。
また、株価が推定値のため、売却益も推定値です。
この表からは、「メルク・アンド・カンパニー・インク」が一年前に購入して、株価が下がったので、全株式を売却しています。売却損は日本円で、約62億円です(113円/$換算)
9兆円の資産を持つバフェットからすると、この程度のマイナスは損のうちに入らないのでしょう。
また、ブリストルマイヤーズスクイプ社も、2020年に購入した株式の20%程度を売却して損失を出しています。売却損は日本円で、約33億円です。
この二銘柄で約100億円の損失・・・。
大規投資では、マイナス額も凄まじいです。
売却益を見ると、これもまた桁外れで、「チャーターコミュニケーションズ」で約606億円プラス、「アッヴィ」で約145億円のプラス、「マーシュ&マクナレン」で約75億円のプラスです。
合計の売却益はなんと約826億円です。
差し引きの収益は、826億円-100億=726億円のプラスです。
株式の損切りをするのは、好きな人は誰一人いないと思います。
バークシャー・ハサウェイのような巨大な投資企業ではなおさらです。
投資企業の場合、トータルでプラスを保つというのは、投資家目線で見た場合とても大切です。
今回の売買は、投資判断を誤った時はすぐに修正する。そして、バークシャー・ハサウェイの投資家に対するマイナスイメージを軽くする目的があると考えられます。
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